2022/03/30（水）UP
（最終更新：2022/03/30 17:52）

貴重なプロデビュー当時の那須川天心、16歳の秘蔵映像が公開された

　那須川天心（23=TARGET/Cygames）のRISEラストファイト『RISE ELDORADO 2022』が今週4月2日（土）に迫った。
　その一戦に向け昨日29日、ABEMA格闘CH（YouTube)では『那須川天心の原点を回顧！貴重映像で振り返るRISEデビューから8年の軌跡』と題し、若かりし頃の天心の勇姿が特集された。

【動画】16歳の天心、当時の練習＆KOの貴重映像

　番組冒頭では、2014年9月、TARGETジムで練習する16歳になったばかりの那須川天心が登場する。「やがて僕がいっぱい獲りたいですね」とベルト獲得を宣言。ツーブロックに刈り上げている髪型が初々しいものの、鋭いパンチを繰り出す姿は昔から異才を放っている。映像では当時のRISEヘビー級王者・羅王丸も登場し、昔から知るファンはニンマリするはずだ。

天心（左）は王者の村越優汰から計3回のダウンを奪いKO勝利でタイトル獲得

　プロ2戦目の天心は、ご飯が喉を通らないくらい緊張していると告白。それでも天心は、2戦目で外国人と対戦という飛び級の活躍を見せた（2014年9月28日、アレクサンドロ・ヒデオ＝1RKO勝ち）。そして5戦目の藤本昌大戦でKO勝ちを収め、父親の那須川会長が「すげえ、こりゃ負けないわ」と舌を巻く姿が映し出されている。

　タイトルマッチへ挑戦を宣言した天心は、翌15年に村越優汰と対戦。直前のインタビューでは自身の動きについて、「勘ですよ、勘。反応とかスピード・瞬発力なら誰にも負け気がしない」と分析。相手の動きを予期して動くのが、天心の最大の武器。誰にもマネのできないスタイルで、村越もKOしてRISEバンタム級のベルトを手に入れた。

　プロデビュー前の“ブラックパンサー”ベイノアも登場。天心を絶賛する発言をして、周囲を笑わせている。映像は、ベルトを獲得するまでのストーリーだが、RISEの伊藤隆代表が「スーパースターにしますよ」と公言。天心は「メイウェザーみたいに無敗でいたいですね」と語っている。

　最後は、現代に戻り「これまで体現してきたことを、次の世代に伝えれられるような試合を見せます」と風音戦へ向けた抱負を語り、エンディングを迎える。

　RISEラストファイトまで、あと3日。天心は、RISEラストファイトでどんな試合を見せてくれるのだろうか。

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