【ムエタイSF】那須川天心と戦ったクマンドーイと福田海斗の一戦が世界王座戦に決定=4.24
2022年4月24日(日)に愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』のメインイベントに決定していたクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ)vsカイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/キング・ムエ)戦が、IMSA(国際ムエタイスポーツ協会)世界王座戦となることが決定した。
クマンドーイは2014年にオムノーイスタジアムでフライ級王座を獲得、2018年にはWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王座をフルマークの判定勝利で獲得した。2020年の『RIZIN.26』では那須川天心と対戦、判定で敗れたが思い切りのよいパンチとミドルキックで場内を沸かせ、那須川に「(試合で)初めて痛みというのを感じた」と言わしめた。
【動画】那須川天心と激闘するクマンドーイ(20年・大晦日RIZIN)
カイトはタイのリングで活躍を続ける一流ファイター。19年9月には当時ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級王者のルンナライ・ギャットムー9を3R KOで下し激震を走らせた。
『国際ムエタイスポーツ協会』(International Muaythai Sport Association=IMSA)ランキング委員会委員長のスパサック・ンガオプラセートウォンは「もちろんクマンドーイの実績は申し分なし、カイトも上位選手がいるものの、タイでの試合経験も豊富でIMSAの世界王者となる資格を充分備えている。両者の試合は世界王座戦に相応しいものとなるだろう」と述べ、この試合が“IMSA世界スーパーバンタム級王座決定戦”と認定された。
両者は、ともに今年3月にタイ・ラジャダムナンスタジアムにて行われた『スックペッティンディー』に出場しており、クマンドーイは逆転勝ち、カイトは惜敗と明暗が分かれている。日本国内のみならず本国タイも注目するこの試合で、世界王座を獲得するのはどちらか。
■「国際ムエタイスポーツ協会」(International Muaythai Sport Association=IMSA)とは
昨年12月に発足した新しい世界規模のムエタイ組織で、タイの元国会議員で現在バンコク都知事顧問をも務めるサーマート・マルリームが総裁を務める。
ムエタイ業界No.1プロモーターであるナッタディ・ワチララタナウォン(「スック ペッティンディー」プロモーター)が副総裁として名を連ねていることもあり、タイ国内のプロムエタイ業界を最も反映している国際組織と言えるであろう。
IMSAが発表した最新の世界ランキングによると、スーパーバンタム級は現在チャンピオンが空位で、2位にクマンドーイ、5位にカイト・ウォーワンチャイが名を連ねている。なお、1位はディーゼルレック、3位はサオトー、4位はサンタンファー。
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