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【K-1】フェザー級T制覇の軍司泰斗、絶対王者へ「K-1イコールKO、倒す競技。今後も倒しにいく」

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2022/08/12(金)UP

軍司泰斗

 8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催された『K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント』の一夜明け会見が、12日(金)福岡市内にて行われ、「フェザー級(57.5kg)世界最強決定トーナメント」を制した、第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が出席した。

【動画】軍司が怒涛の連打で玖村をKO!そして斗麗からダウンを奪う瞬間

 初戦は、タフな南米の強豪・スアレスを判定で下し、準決勝では Krush王者の玖村修平を初回KO。決勝では、今年4月に接戦で延長判定勝ちを収めた斗麗との再戦でも、初回KO勝ちを果たし、圧巻のトーナメント制覇を達成した。

準決勝、ヒザ蹴りで玖村を苦しめる軍司

「試合前からずっと1Rで、3回KOで勝つと言っていて、1回戦はダメでしたが、準決勝と決勝はKOできて、レベルの差を見せられて、本物のチャンピオンになれた。凄く痛いし、疲れるし、試合の間も集中しないといけなかった。きついトーナメントだった」と熱戦のトーナメントを振り返る。

 昨日の試合後インタビューでは、ボクシングスキル進化の手応えを語っていた軍司。「思いっきり打つだけじゃ倒せない部分もある。力を抜いて気持ちを楽にして戦えば倒せると思った」と、具体的なポイントを明かす。

決勝では斗麗から3度ダウンを奪いKO勝利、トーナメント制覇した

 K-1アマチュアや甲子園から、着実にプロへの階段を駆け上がってきた軍司にとってK-1とはどのようなものなのだろうか。K-1中村プロデューサーが以前から語っている通り「K-1イコールKO、倒す競技」との認識だ。昨日のトーナメント制覇で、そのテーマを「体現できた」といい、「僕らしい試合を取り戻せたので、今後も続けて倒しに行こうと思っている。絶対王者を続けて、誰にも負けないで勝ち続けていきたい」との展望を語る。

一夜明け会見での軍司

 次の相手については、海外強豪選手を見据え「世界最強をどんどん証明していきたい」とコメント。さらに「僕も小さい頃から格闘技を見てプロになりたいと思った。魔裟斗さん、色んな選手が倒し合う試合が多かった。僕もそういう試合をして、子供達に影響を与えていきたい」と、熱戦で幼い子供達に夢を与えていくとした。軍司の次戦に期待がかかる。

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