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【K-1】レオナ・ペタス「ベルトの価値を上げていくのが僕の使命」武尊との再戦は「そんなに乗り気ではない」=一夜明け会見

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2022/09/12(月)UP

K-1スーパー・フェザー級の新王者となったレオナ

 9月11日(日)神奈川・横浜アリーナで開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の一夜明け会見が、12日(月)都内にて行なわれた。
 1日3試合の過酷な「第5代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」を制して、悲願の王座戴冠を成し遂げたレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が出席し、昨日の激闘を振り返った。

【フォト&動画】レオナvs朝久、バチバチの真っ向勝負!

朝久をヒザ蹴りで迎え撃つレオナ(右)

 武尊のベルト返上でファンが注目する中、引退覚悟でリングに上がったレオナ。初戦はアヤブ・セギリにバックブローでダウンを奪われるも、鋭いパンチで逆転KO勝ち。準決勝では武尊の盟友・大岩龍矢と再戦し、3Rに狙い澄ました飛びヒザ蹴りで鮮烈KO勝ち。大岩を初KO負けに追い込み、圧倒的な強さで決勝戦へ進出した。

 決勝では九州の朝久兄弟の兄・朝久裕貴と対戦。1R44秒(初戦)、1R37秒(準決勝)という速さで決勝まで駆け上がってきた強豪だ。緊張感のある攻防の中、朝久のフック系のパンチに真っ直ぐな右ストレートやコンパクトなフックを合わせるレオナ。一進一退の攻防が続く中、3R後半にレオナが覚悟のパンチで、朝久を下がらせポイントを奪って判定勝ち。黄金のベルトを腰に巻いた。

真っ直ぐ右ストレートを伸ばすレオナ(左)

 レオナは「昨日は過去1で大変でした。ベルトを獲れたので頑張って良かった」と1日3試合の過酷なトーナメントを振り返る。「身体がめちゃくちゃ痛くて」と激戦のダメージもあった様子。「(身体が)痛いと思うたびにベルトを見たら、頑張って良かったな」と嬉しそうに話す。

 今後の目標を問われると「60kgの日本人とは全部やったので、相手がいない。ゆくゆくは階級を上げていきたい。去年も上の階級でやっていたので、そっちも視野に入れつつベルトを守って行けたら。このベルトの価値を上げていくのが僕の使命」とコメント。「ライト級に上げるなら大沢(文也)選手をぶっ倒して、Krushのベルトから獲りたい。大沢選手なら簡単に獲れると思っています」などとこれまで同様、自信満々だ。

念願のベルトを巻いたレオナ、第5代スーパー・フェザー級王者となった

 レオナが戦ったことのない、Krushスーパー・フェザー級王者・中島千博とトーナメント3位の横山朋哉戦に関しては「僕とやるにふさわしいところまで上がってきたら」とする。

 武尊との再戦について、質問が飛んだが「僕としては1試合1試合、全てが1回きりと思っている。武尊選手との試合は僕の中で終わっています。やれと言われればやるけれど、負けてしまったと思っているので、そんなに乗り気ではない」と語っている。王者となったレオナの次戦に期待がかかる。

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