【RIZIN】8連勝中の大原樹理、強豪グスタボ倒して「RIZINライト級王座を目指す」=個別インタビュー
9月25日(日)に開催される格闘技イベント『超RIZIN/RIZIN.38』(さいたまスーパーアリーナ)へ向けて個別インタビューが行われ、『RIZIN.38』の第1試合でルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)と対戦する大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ)が記者の質問に応じた。大原は現在8連勝中で、グスタボを破り、RIZINライト級王座を狙いたいという。
トレードマークの赤髪ではなく黒髪で現れた大原は、イメチェンかと聞かれると「イメチェンです」と笑顔を見せた。だが、これから減量のためにサウナへ入るため、「計量後には赤に染めます。トレードマークなんで」とリラックスした表情を作った。
心境を聞かれると「恐怖ですね。バチバチの殴り合いになると思いますので」とグスタボ戦に怖さを持っているという。試合順は、希望していた第1試合が通った形になったが「試合が遅いよりも早い方がいいです。怖い時間が短くなるんで」と言って周囲を笑わせた。だが、リングに上がったら、「やるしかない」と覚悟が決まるという。
大原は50戦以上のキャリアがあり、20年8月の鈴木琢仁戦から前回の22年7月の石塚雄馬戦まで4KOを収めて8連勝中。打撃に定評があるストライカーで、「最近は気持ちが引かなくなって打ち勝てるようになった」と勝因を挙げる。加えて身長180mで手足が長くリーチを活かした打撃が、功を奏している。
前回の試合でグスタボは矢地祐介からTKO勝ちを収めたが、大原は「乱打戦に強いイメージがあります」と分析。乱打戦に持ち込ませないように、遠い距離からの打撃で仕留めたいところだ。試合前は怖さを感じる大原が、覚悟を決めて打撃戦に持ち込んだ時に、最大の真価が発揮される。弱音を吐けば吐くほど、そのリバウンドは大きくなるのだろう。
グスタボは個別インタビューで「大原よりも自分の方が上。基本的な動きしかできていない。一発のパンチで仕留める」と自信満々に語っている。大原の真価が問われる試合になりそうだ。
少し早いが、先の展開について質問が飛ぶと「今回の試合に勝って、RIZINライト級王座を目指したいですね」と大原。RIZINライト級チャンピオンのホベルト・サトシ・ソウザの印象は「極めが強すぎますね」と語り、勝算については「まったく見えていません」と苦笑した。
彼らしい表現だが、グスタボをKOで仕留めることができれば、サトシの背中は見えてくるはず。どちらにしても『RIZIN.38』は、激しい打撃戦で幕を開けそうだ。
▶次ページは、【動画】大原が強烈なサッカーボールキックでKOする瞬間
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