計量失敗で解雇の元UFC美女ラッド、再マッスル化へ猛練習に応援の声

2022/10/08（土）UP
（最終更新：2022/10/08 19:22）

　世界最高峰の総合格闘技（MMA）団体「UFC」で活躍した人気女性ファイター、アスペン・ラッド（27=米国）。今月初めにUFCをリリースされた事が報じられたが、8日に猛練習する様子の映像を自身のインスタグラムで公開すると、多くの激励の声が寄せられた。かつてマッスル女子とも注目された彼女、あの身体へ向け再スタートしたようだ。

【フォト＆動画】ラッドの過去の超バキバキボディと今回の猛練習映像！

　ラッドは15年に「INVICTA FC」でプロデビューすると、僅か2年でUFC入り。UFCデビュー3連勝と勢いづき、期待の大型新人と注目を集めた。
　しかし最大の敵は計量だった。ラッドはバンタム級（136ポンド/61.6kg）で戦うも、複数回の計量失敗で試合を飛ばしてしまい、その事で選手やファンからも非難の声が上がっていた。その影響か、調子も崩れ、過去3年間の戦績は1勝3敗。今年9月18日の大会では、サラ・マクマンと対戦する予定だったが、ここでも計量失敗。試合は中止となり、その結果リリースの処分を受けた。

　戦いの場を失ったラッドだが、今月5日に米国MMA団体「PFL」と電撃契約。すると、ラッドは今回、ランニング、バイク、ウェイトなど、猛練習する映像を投稿。コメント欄には「頑張れ！」「あなたが雑音を消す日を早く見たい」と、激励の声が寄せられた。

　現在、PFLは女子部門はライト級しかなく、来年にフェザー級(145ポンド／65.77kg)を設立する計画があり、ラッドはバンタム級から一つ階級を上げての挑戦となるという。これまでよりも計量に悩まされることはなさそうだが、しっかり絞り上げた身体を作り上げ、今後の活躍に期待したい。

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