【RIZIN】武田光司、圧巻一本勝ちに「蓋開けてみたら差があった」ベラトール・トップ選手と対戦アピール

2022/10/23（日）UP
（最終更新：2022/10/23 20:50）

　10月23日（日）マリンメッセ福岡A館で開催された 『湘南美容クリニック presents RIZIN.39』の第9試合［RIZIN MMAルール：5分 3R（71.0kg）］でザック・ゼイン（アメリカ/Maui Jiu Jitsu）に初回腕十字で一本勝ちした、武田光司（BRAVE）が試合後インタビューに応じた。

【動画】武田がアームバーで鮮烈な一本勝ち！

　初回から自身のレスリング力と極め力で圧倒する展開を作った武田。圧巻の一本勝ちに「蓋開けてみたら差があった」と振り返る。腕十字以外の技も準備していたため、その技は出すことは出来なかったが「最後は腕十字で決められたのでホッとしています」と安堵の表情だ。

　15勝うち10勝が一本勝ちのゼインは柔術茶帯の相手。「グラップリングでも黒帯とかと普通にやっているので、一本取れたのは自信になりますが、茶帯、黒帯だからとかは関係なかったです」と意に介さず。相手の飛びヒザなどの飛び道具を警戒していた武田。ゼインがパンチを振り回してきたことは想定外だったが、それ以外は自身の想定内だった。

　ゼインに対しては「強いて言えば熱い男だった。感情を出して敬意を表す選手をリスペクトできる。自分も感情を出してしまう選手なので、言葉は通じなくてもリスペクトし合えたんじゃないかな」と敬意を表す。そして「ベラトールの選手とやりたいです。トップどころとやらせていただけたらと思います」とアピールする。

　今後はBRAVEの宮田和幸代表と共にハワイへ飛び、武者修行を行うつもり。「11月中旬から終わりにかけていきたい」と時期を明らかにした。さらに強くなった武田に期待がかかる。次戦は大晦日か。

　敗北を喫したゼインは「自分自身に憤りを感じていますが、心は折れていません。今日は光司選手が一枚上だったということです。更に強くなって戻ってきます」と素直に敗北を受け入れつつ、再び立ち上がると宣言している。

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