【RIZIN】扇久保博正が“気合”の公開練習!堀口恭司との雪辱戦に「9年間の思いをぶつける」=大晦日
12月31日(土)さいたまスーパアリーナで開催される『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』の[RIZINvs.Bellator全面対抗戦 フライ級マッチ]にて堀口恭司(アメリカン・トップチーム)と対戦する、扇久保博正(パラエストラ松戸)が14日に公開練習を行なった。
【フォト&動画】堀口との決戦に挑む扇久保、鍛え上げたボディ!気合の入った練習映像も
公開練習で扇久保は通常では1、2分程度で終わるトレーニングを10分以上も敢行。柔軟からシャドー、パンチ・キックのミット打ち、最後は上半身裸になり、グラップリングやサブミッションなど“魅せる”動きを披露した。
現在のコンディションは「メチャメチャ良い」と笑顔の扇久保。今回の“魅せる”公開練習の意図を尋ねると「ファンの方にはいつも1、2分の練習だと飽きてくるし、“公開練習”なので、海外のオープンワークアウトの様にしっかりした練習を見せるべきと思った」と、ファンへの気配りと“海外標準”を意識した内容だったという。
今回の堀口戦は扇久保のキャリアにとって最も重要な一戦と言っても過言ではない。扇久保は過去2度堀口と戦い、連敗(13年3月 修斗:一本負け/18年7月 RIZIN:判定負け)しており、今回のその積年の雪辱戦となるのだ。
「僕にとって堀口選手は勝たなければいけない、どうしても勝ちたい相手。彼にやられた悔しさを糧にしてずっと頑張ってきた」
「例えば、子供が生まれた時、心から本当に嬉しいと最高な時でも、我に帰ると、堀口選手の顔が浮かんだりする。これまでの9年間の思いを全部ぶつけて、一本かKOで必ず勝つ」と、自らの勝利による完全決着を誓った。
また、扇久保は“フライ級での戦い”というのを今回のテーマに置いている。RIZINではバンタム級で凌ぎを削ってきたが、今回はそれ以前の修斗時代と同じく本来の階級のフライ級での戦い。扇久保はこの一線を皮切りにRIZINフライ級を世界の強豪が集まる階級にしたいと考えている。
その気になるコンディションだが「久しぶりのフライ級なので、バンタム級と比べると少し出力が落ちてるのを感じる。しかし、その分たくさん動いているので、スタミナ面ではかなり上がってきている」と自信の笑み。実際、扇久保の言葉通り、今回の公開練習では本番から2週間前の状態にも関わらず、肉体はかなり絞れ、動きもキレが増している印象だ。
様々な思いが詰まったこの一戦。対峙する堀口に対しては「過去2回やって彼の間合いを知っている。他のどの選手よりも凄く知っていて、どの距離で来るのか、どの位のパンチ力なのか、そういうのは分かっている。だから、今までの2回の試合とは全く別の展開になると思う」とニヤリ。
フィニッシュのイメージについては「(過去)2回戦って(自分が)合計200発以上殴られていると思う。だから、短期で僕のラッキーパンチが当たってKOしたんじゃ全然気が済まない。フル(ラウンドで戦い)『あれ、扇久保、以前と全然違う』と、(堀口の)心を折って最後にフィニッシュしたい」と、意気込んだ。
果たして、扇久保は堀口との3度目の対戦で悲願の勝利を掴むことができるのか。注目だ。
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