2023/02/02（木）UP
（最終更新：2023/02/02 20:30）

第2代K-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明がジャバル・アスケロフ（パネル）と対戦

　3月12日（日）国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN～K’FESTA.6～』の対戦カード発表記者会見が、2月2日（木）都内にて行われた。
［スーパーファイト/-69kg契約］で第2代K-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）がジャバル・アスケロフ（ロシア/Team Askerov）と対戦する。

【動画】野杁が安保を悶絶KOする瞬間

　野杁は、21年に第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントではFUMIYA、寧仁太・アリ、安保瑠輝也を3連続KOで下して完全優勝。スーパーライト級に続くベルトを巻き、2階級制覇を達成した。昨年度のK-1 AWARDSでは最優秀選手賞（MVP）にも選出され、名実ともにK-1を代表する選手となった。しかし、続く6月の『THE MATCH 2022』ではシュートボクシングの海人に延長判定で惜敗。その後、拳の骨折からの再起戦となる。

意気込みを語る野杁

「このオファー貰った時に本当にワクワクしましたし、まずこういった選手を呼んできてくれたK-1に感謝しています。中々強豪外国人選手と対戦ができなかったけど、誰もが認めるような、ちょっと昔の選手にはなるんですけど、本当海外のトップ選手と試合している選手。次のステージに向けて、この試合をいい形でクリアできればいいアピールになると思う。いい試合には多分ならないと思う。一瞬で終わるような、残酷なまでに叩き潰したいと思います」とコメントした。

昨年6月、海人（右）に敗れて以来の再起戦となる

　対するアスケロフは148戦110勝(55KO)36敗2分の戦績を持つ37歳。ロシア出身のキックボクサーで、強烈な左右のフックとローキックが武器。K-1 MAX、GLORY、ONE Championship、武林風WLF 、YOKKAOなど世界各国の団体を渡り歩き、アンディ・サワーや佐藤嘉洋からも勝利を収めている強豪だ。ペトロシアンとは、2009年のK-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament で対戦している（KO負け）。

　アスケロフからは「大好きな日本、そして14年ぶりにK-1のリングで戦えることに興奮している。対戦相手の野杁はとても強い選手だが、俺もこの試合に向けてしっかりと仕上げていくつもりだ。観客にとって最高に盛り上がる試合になることは間違いない」との意気込みが届いていた。

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