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【NO KICK NO LIFE】海人、“引退試合”の緑川創に「しっかり倒して強さ受け継ぐ」、出場全選手が計量パス=2.11

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2023/02/10(金)UP

激突する海人(左)と緑川(右)

 2月11日(土・祝)東京・大田区総合体育館にて開催されるNO KICK NO LIFE』の前日計量が10日に都内で行われた。
 メインイベント(第9試合)の70kg契約(3分5R)にて対戦する、元WKBA世界スーパーウェルター級王者・緑川創(RIKIX)は69.9kg、S-cup世界トーナメント2018王者・海人(TEAM F.O.D)は69.8kgで共に計量をパスした。
 また、そのほか全試合の出場選手も無事に計量をパスした。

【フォト】海人と緑川がマッスルボディ!そのほか全選手の計量結果と仕上がった肉体

 両者は20年10月にRISEで対戦。その時は海人が判定勝ちを収めており、今大会での引退を表明している緑川は、最後の対戦相手として“日本最強”の男へのリベンジマッチを選んだ。

仕上がった肉体の海人

 海人と緑川は共に仕上がった肉体で計量台に上り、万全のコンディションをアピール。フェイスオフではしっかりと視線を合わせた。

 海人は「僕が目指す先は世界。ですが、明日に関してはリスペクトを持って緑川さんを倒しに行く。最後の相手として選んでもらったので、男として受けた。しっかり倒して緑川さんの強さを受け継ぐ姿を見せる」と、“介錯人”として戦いを全うする構え。

 対する緑川は「散々やってきたキック人生の最後で、最強の海人くんとやれることを本当に嬉しく思う。これ以上ない最高な最後の試合。今までやってきた全てを出し尽くす」と喜んだ。

緑川が鍛え上げた肉体に力を込める

 海人は“SBの最高傑作”と評される絶対的エース。昨年6月の『THE MATCH 2022』でK-1王者の野杁正明を撃破し、日本最強を証明した。“対世界”への挑戦を掲げ、8月にはRISEでサモ・ペティ、9月にはSBでケンダル・カラクァート、さらに12月ストーヤン・コプリヴレンスキーに連勝している。

 対する緑川は新日本キックボクシング協会で、ミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得したベテラン。K-1 WORLD MAX世界王者のアンディ・サワーに勝利した実績を持ち、国内ミドル級最強の一角として長く君臨した。
 昨年5月の『NO KICK NO LIFE』では元ラジャ王者のT-98に勝利、8月にはRISE王者のイ・ソンヒョンと延長ドロー、12月には前新日本キック王者のリカルド・ブラボとこちらも延長ドローとなっている。

 海人と緑川の注目の一戦、果たしてどのような戦いとなるのか。

▶︎次ページは【フォト】海人と緑川がマッスルボディ!そのほか全選手の計量結果と仕上がった肉体

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