2023/03/01（水）UP
（最終更新：2023/03/01 04:03）

柔道美女ビロディドが腕がパンパンになる筋トレを公開した

　東京五輪、柔道女子48kg級銅メダリストのダリア・ビロディド（ウクライナ）が昨年から57kg級に上げ、世界選手権や国際大会などで上位入賞を果たしているが、優勝するためにはさらにパワーが欲しいところだ。そこで自身のインスタストーリーズでは鉄棒にタオルをかけ、そのタオルを握り懸垂を行なっている姿を公開した。腰には推定10kgのバーベルプレートも吊り下げている。

【フォト】驚きのタオル懸垂、その鍛えた背筋、ビキニ姿も！

　このトレーニングはタオル懸垂とも言われ、柔道や柔術で道着を握ってコントロールする握力のパワーと持久力に良いとされる。筆者も鉄棒にタオルを2本かけ、やってみたところ、2〜3回の懸垂で前腕がパンパンに、背中もかなり効いた。ビロディドは動画でおもりをつけて約10回連続で行っている。
　昨年10月、世界選手権にて新階級の57kg級で7位だった際、コーチは新階級に慣れるまで1年と言ったが、あと半年でどこまで持っていけるか。

　ちなみに、このトレーニングはパンチにも有効だ。正しいパンチのフォームを身につけた上で握力や上腕を鍛えると握りや手首が強くなり、当たった時の反動に負けない貫通力がつくと言われる。かの大山倍達は道着はトレーニングを兼ね手で絞るように洗えと教え、ボクシングWBAミドル級スーパー王者のゲンナジー・ゴロフキンは懸垂を多くこなしポパイのような前腕になっている。

　今日から3月、暖かくなってきたところでそろそろ身体を鍛えたいところ。ビロディドのパリ五輪への道にも期待したいところだ。

▶︎【フォト】驚きのタオル懸垂、その鍛えた背筋、ビキニ姿も！