2023/03/04（土）UP
（最終更新：2023/03/05 11:29）

3年ぶり復帰戦に挑むジョーンズ©️UFC

　3月4日（日本時間5日）、米国ネバダ州ラスベガスにて開催される総合格闘技イベント『UFC 285』の前日計量が行われた。
　ヘビー級王座決定戦（-265ポンド／-120.2kg）にて対戦する、元UFCライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ（35=米国）は248ポンド(112.49kg）、元同級暫定王者で同級1位シリル・ガーヌ（32=フランス）が247.5ポンド(112.26kg）と共にパスした。

【フォト＆動画】ジョーンズとガーヌがムキムキの肉体で計量パス！

　3年ぶりの復帰戦に挑むジョーンズ。これまでのライトヘビーからヘビー級への階級アップで肉体改造をし続け、ムキムキの肉体を作り上げてきた。また、フェイスオフでガーヌとしっかりと睨み合った。

　ジョーンズは「自分が持つ素晴らしい才能を、再び皆に見せることができて光栄だ。やってやる！」と、ヘビー級王座獲得に意欲。

　一方のガーヌは「自分にとっては今回はビッグボーナス付きの戦いだ。勝利すれば王者だけでなく、史上最強と言われる男を倒すことになるから」と、勝利への強い意欲を見せた。

　前同級王者のフランシス・ガヌーとUFCの間での契約交渉が不成立となり、ガヌーが王座返上。王座はジョーンズとガーヌが争う形となった。ジョーンズにとっては3年ぶりの復帰、ヘビー級初試合となる。

　ジョーンズはUFC史上最多タイトルマッチ勝利記録（14勝）を持つなど、パウンド・フォー・パウンドのトップに君臨。20年2月の防衛戦でドミニク・レイエスに勝利した後、同級王座を返上。ヘビー級転向を表明するも、以来試合を行なっていない。

　対するガーヌはKO・一本と、どのパターンでも勝利できるオールラウンドファイター。10戦全勝の戦績で昨年1月の正規王者ガヌーと統一戦を行うも判定負け。初黒星となったが、同9月の再起戦でタイ・トゥイバサにKO勝利を飾った。

　果たして、ジョーンズは復帰戦でヘビー級王者となるのか、注目だ。

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