【RISE】中村寛、王者・直樹へ「同じ領域にいない、頑張ってるけど水の泡」と不敵＝公開練習

2023/04/06（木）UP
（最終更新：2023/04/06 06:36）

　4月21日（金）東京・後楽園ホールで開催されるキックボクシングイベント『RISE167』のメインイベント［RISEライト級（-63kg）タイトルマッチ］で王者・直樹（BRING IT ONパラエストラAKK）と対戦する、挑戦者・中村寛（BK GYM/同級3位）が公開練習を行った。

【動画】中村寛が鮮烈ストレートで豪快KO勝ち、その瞬間

　いつも通りサウスポーに構えた中村は、トレーナーの持つミットにパンチを中心とした攻撃を打ち込んだ。コンディションについては「減量はあまりないので、食べるものをしっかり考えて摂生しています」とのこと。

　ベルトのかかった戦いへ挑む心境は「何も変わらない。前の試合より完成した姿を見せるだけ、それに付属品として勝ったらベルトが付いてくるだけ」と普段通りだ。

　中村は、以前から直樹の持つタイトル挑戦をアピール。過去には試合後の直樹に対して、椅子を投げ付け「俺とやれ」と言いがかりをつけたこともあった。しかし、特に怒りの感情はなさそうで「1年半前くらいにめっちゃうざかったやつ、もう過去の人間みたいな感じです。今は僕の方が上、もう同じ領域にいないです。めっちゃ頑張ってると思いますけど、僕の相手ではない」と切り捨てる。

　直樹対策は固めているようで、具体的に2つのトレーニングに取り組んでいると明かした。1つ目は「気持ちのリフレッシュ、感覚を研ぎ澄ます練習」、2つ目は「自分をどう崩してくるというか、直樹選手の目線で考えること」だという。想定される直樹との戦いをイメージしている。

　直樹の試合は2度映像で見た上で「勝ったなと思って、負ける要素がない。負ける要素が初めての5Rということくらいなので、5R、7Rくらい持つように必死こいてやってきました。（直樹は）めっちゃ頑張ってるし、対策してくると思うけど、全く効かないので、水の泡にしてやろうかなと思っている」と自信満々だ。

　最後に「多分知っていると思いますが、ベルトを巻く日が決まりました。4月21日俺のベルトを巻いている姿を楽しみにしていてください」とファンへメッセージを送った。

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