2023/04/06（木）UP
（最終更新：2023/04/08 14:01）

RISEラジオに出演した武尊

　4月6日（木）キックボクシングイベントRISEのラジオ番組『大貫彩香か宮原華音のRISE STUDIO』にK-1 WORLD GP 三階級世界王者・武尊（team VASILEUS）が出演した。

　武尊は、6月24日（土・現地時間）フランス・パリで開催される『Impact in Paris』の［ISKA K-1ルール世界61kgタイトルマッチ］として、63.5kg王者のベイリー・サグデン（25=英国）と王座決定戦を行う。

　過去にISKAタイトルマッチが流れていたこともあり「現役でやり残したことが一つあった」と念願の王座戦。「デビューしてから日本でしか試合をやっていないので、海外で名前を売りたいのもあって、対世界の一歩としてISKAに挑戦しようかなと思っています」と海外での活躍を求め、殴り込みをかける。

　明日からアメリカ合宿へ出発すると明かした。「試合前には合宿をやっていて、ボクシング、ムエタイ、MMAのジムに行っています。MMAの選手は身体が強いのでスパーリングやってもらったりしています」と話す。オープンフィンガーでの練習もしているのかと問われると「拳を痛めるけど、たまにします」という。

　その流れで、オープンフィンガーグローブマッチ出場の可能性を問われると「分からないですね。相手によるかもです。相手がオープンフィンガーグローブの選手だったら、もしかしたらそうなるかもしれない。オープンフィンガーグローブを使っているタイ人選手いますよね。ロッタン選手とはずっとやりたい選手だし、僕の対戦相手で世界一噛み合う選手なんじゃないかな。天心選手ともやっているので、ある意味リベンジにもなる」と語る。

　ロッタン戦実現のためにも、今回の試合は当然落とせない。昨年6月、那須川天心に敗北して以来の試合に「本当に勝ちに飢えている。早く勝つ姿を見せたい」とのファンへ勝利を見せる意欲も見せる。
　最後に「団体の交流も大きくして、立ち技格闘技界の統一をして昔のK-1みたいに世界中の選手が日本に集まって、一番を決められる大会をやる」との今後の野望を語った。

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