【ボクシング】与那覇勇気、那須川天心のパンチを絶賛「キレで倒す感じ、タイミング良かったら倒れていた」

2023/04/08（土）UP
（最終更新：2023/04/08 21:34）

　4月8日（土）東京・有明アリーナにて開催されたプロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 4』の［スーパーバンタム級6回戦］で、那須川天心（24=帝拳）に判定3-0で敗れた、日本バンタム級2位の与那覇勇気（32=真正）が試合後インタビューに応じた。

【フォト】那須川のパンチがクリーンヒット！与那覇の顔がゆがむ瞬間

　序盤からパンチで前へ攻めた与那覇。しかし、序盤から那須川のテクニカルなパンチを被弾すると、目の上を腫らして出血。最後まで果敢に前に出たが、大差の判定負けとなった。

　会見には、目の腫れにより片目が開けられない状態で出席し「無様に負けたなっていう感じです」と感想を語った。那須川との実力差を感じた部分については「細かい隙間を打ってきたり、スピードはもちろんあるんですけど、それ以上に打ち分け、ボクシングの技術も思ったよりありました」と振り返る。

　頭を振りながら、那須川のボディを狙う作戦を立てていた与那覇。那須川のパンチ連打を受けた際には、一か八かで打ち合うこともよぎったが「それをさせない上手さがありましたね」と話す。那須川の卓越したテクニックにより、玉砕覚悟で打ち合うことすらできなかった。

　那須川のパンチ力を問われると「キレで倒す感じで、タイミングで貰ったら危ないところもありました。今後はKOしていくんじゃないですかね。ステップインして打ってきたのはガード越しでは大丈夫でしたが、タイミング良かったら倒れていた」と、仮にジャストタイミングで被弾していたら、KO負けの可能性もあったと分析する。

　今後については「勝たないと意味がないので。勝ちたかったです。情けないな。勝ったら注目浴びるし、負けたらこういう立ち位置になる。今は深く考えられないですね」などと表現できぬ、悔しさをにじませていた。

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