【テクニック】朝倉海、元谷を倒した”進化した“ヒザ蹴り、パンチを解説
5月6日の『RIZIN.42』(東京・有明アリーナ)にて元谷友貴(フリー)にKO勝利した朝倉海(トライフォース赤坂)が7日、自身のYouTubeを公開、元谷を倒したパンチ、そしてヒザ蹴りについて解説した。
朝倉はこの試合でヒザ蹴りを多用した。1R後半には飛びヒザ蹴りを元谷に当て会場をざわつかせた。これが最後に膝蹴りでKOする予告でもあったかのようだ。
【フォト&動画】朝倉海が2Rでパンチ、3Rで膝蹴りでダウンを奪う瞬間!解説動画
【KOを狙った1Rの飛びヒザ蹴り」
これに関して朝倉は「少しズレていた。あれで当ててKOするイメージはできていた」とわずかにずれ、かすってはいたが、クリーンヒットではなかった。
「(元谷が)打つ瞬間に右に倒れ頭を下げながら打つ。そこにドンピシャでの右の飛びヒザ、絶対当たるとエリーが言って。それで狙ってたんだけど、その時に限って頭を下げなかった。だから当たらなかったけど、下げていてくれたら完全にアゴがパッカーン!でしたね」という。兄・未来の分析とアドバイスに加え、新コーチのフランス人、エリーが入ったことで相乗効果で、さらに分析力と技術力がアップしたと語る。
【2Rに一瞬ダウンさせたパンチコンビネーション】
2R後半、右ストレートで一瞬ダウンを与えたシーンについては、「元谷選手は左フックを合わせるのがクセだから、その前提でカウンターを用意していました。ストレートに左フックを合わせてきたら、それを避けてボディ、ストレート。その時の体の位置、顔の位置っていうのをエリーに教えてもらった。この技は完全にエリー考案で、絶対に当たると思ってた」と自信を持つ。
このパンチに「完全に右が入って決まった(KO)と思ったが、立ってきました。タフだと思った。もしダウンしなかったら続きがあったんだけど、ダウンしたから出さなかったんだけど」とまだまだ用意してきた技があったことも明かした。
【3Rにボディを効かせKOまでを解説】
「あとは組み際のヒザ蹴り、フィニッシュの前のシーンかな。組んでからのヒジとヒザ蹴りはスペースを作ったら狙おうという作戦だった。元谷選手は組みが凄く強くて、スペースを作らせてくれなくてなかなか打ち込めなかったけど、ヒジとヒザはずっと狙ってましたね。3Rには元谷選手も組み疲れしてたから、組手のヒジを持ち上げて、スペースを作ってから思いっきりヒザ蹴り」と、ボディが効いたシーンを解説した。
そしてKOシーンを解説。「そこからボディを散らした後スイッチしたら、相手がパンチが当たると思って大振りにパンチを振ってくる。そのパンチをかわしてヒザ蹴り。で勝ち、という感じです。コーナーに詰めて、(パンチを)振ってくるからヒザ蹴りを合わせるのは作戦であったし、感覚的に行けると思いスイッチして、自然に出た。最後のフィニッシュシーンは頭でずっとイメージしていた。ボディは自分が攻撃(パンチ)を出して、(ボディが)伸びてる時にもらうのが一番効くから、あれは絶対立てない」と元谷のボディが伸びている時にヒットしたヒザであると語った。
そして最後に「エリーに一番感謝を伝えたい。朝から夜まで練習に付き合ってくれた。フランスからきてくれて本当に成長できた。また次もお願いしたい。あと兄貴のセコンドの安心感はやばい。冷静に見てくれている」と、今回は最強の陣営だったことを報告した。次戦はアーチュレッタとのRIZINバンタム級タイトルマッチだ。更なる進化に期待される。
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