【DEEP JEWELS】藤田翔子が引退式「これからもラブ、ドリーム、ハピネスを伝えて行ければ」
DEEP JEWELS屈指のストライカーとして活躍した藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)が、5月28日(日)『DEEP JEWELS 41』(東京・ニューピアホール)にて引退式を迎えた。
DEEP佐伯繁代表、所属ジムの山崎剛代表をはじめとした関係者、そして弟で元DEEPフライ級暫定王者の藤田大和ら家族からも花が贈られ、記念撮影。その後で藤田がマイクを持ち引退の挨拶を行った。
藤田は「私は5歳から極真空手を始めて、26歳で限界を感じて一度引退をしました。3年後、29歳の時に弟の大和が総合格闘家としてデビューして私にもMMAを勧めてきて、男性と密着して練習するのに抵抗があって断っていました」と話した。
しかし「空手の時も全日本準優勝止まりで、兄弟の中で唯一全日本以上タイトルが獲れないのがコンプレックスで、3年間いろいろあって、いろんな人を見返してやりたい、試合に勝ってお母さんを楽にして上げたい思いがあって選手復帰をしました」と、総合格闘家として現役復帰した当時を振り返った。
「選手に戻って、なんでこんな厳しい道を選んじゃったのかなと1万回ぐらい思いましたが、試合に勝つと喜んでくれる周りの顔を見るともう1回頑張ろうと思って、その繰り返しでした。でも段々心が追いついていかなくなって、ここ1年は引退を考えて次が最後になるかもしれないと思っていました」と、1年ほど前から引退を考え始めたという。
また「今回も引退試合やエキシビションを打診されたのですが、こんな気持ちで出ても失礼だと思ってお断りしました。引退式をこんな名もなき選手がやってもらうのも恥ずかしい、申し訳ないと思ってお断りしましたが、SNSではなく直接お礼を言える機会を作ってくださった佐伯代表、関係者のみなさん、感謝しております」と感謝を述べた。
最後に「これからは弟の大和と健児を応援して頂けると嬉しいです。これからもラブ、ドリーム、ハピネスを伝えて行ければと思います。総合格闘家としての選手生活は短かったですが、今まで本当にありがとうございました」とメッセージを送った。
そして10カウントに送られ、藤田はケージと現役生活を後にした。プロ戦績は2勝3敗となった。
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