【K-1】MIKE JOE、トーナメント初戦でONE強豪と激突へ「フルパワー出す」=6.3
6月3日(土)に神奈川・横浜武道館で開催される『K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~』で「K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント」に出場し、一回戦でムスタファ・ハイダ(イタリア/Fight Club Firenze)と対戦するMIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)が千葉・バトルフィールドにて公開練習を行った。
MIKEのK-1参戦は2021年3月以来。この期間はムエタイルールでの試合を重ね、WMCインターコンチネンタル・ミドル級&WPMFインターナショナル・ミドル級の王座を手に入れている。
ムエタイで「技術ももちろんそうなんですけど一番は精神ですね。戦いの精神や戦いとは?という、シンプルなんだけど深いもの」と学びを語るMIKE。「K-1は競技として確立されていて素晴らしいと思うし、競技として捉える部分もありつつ、僕は戦いにおいて相手を仕留めるという精神で、すごいものを見せたいと思います」と意気込む。
今回は約2年3カ月ぶりとなるK-1ルールに向け「K-1とムエタイは競技として違うもので、特に(K-1ルールの)テンポとリズムですね。そこを微調整して、K-1用のトレーニングをやってきました」と準備を続けている。
1回戦の対戦相手のムスタファは過去にアンディ・サワーにも勝利した強豪で、近年ではONE Championshipのライト級(77kg以下)トップ戦線で活躍している。MIKEは「とてもいいファイターだと思います。テクニックもあって世界的にも色んな選手と渡り合ってきて、経験豊富でやり甲斐のある選手ですよね」とコメント。1回戦から優勝候補にも挙げられる選手と対戦することを嬉しいと言い「トーナメントが終わったときに『あの試合が事実上の決勝戦だったよね』という試合を見せて、きっちり自分が勝ち進んで優勝したいと思います。僕は普通にやれば勝てると思っていますし、まずは一回戦にベストを尽くしてフルパワーを出していきたいです」と意気込む。
トーナメント出場者は皆強く「誰が来てもいいように研究している」「全員とやりたい」というMIKE。そのうえで強いて名前を挙げるならとの質問には「強いて言うなら一番気合いが入っている選手だと思います」と過去に敗れている神保の決め台詞“気合い”をキーワードに掲げていた。
見ていて眠くなるような試合はしたくないというMIKE。「子供の頃に旧K-1のヘビー級やMAXを見てきて、K-1はすごく憧れていた大会です。その大会のベルトがかかっているとなると興奮します。子供の頃、K-1を見ていた自分に『お前にその舞台のチャンピオンになるチャンスが巡ってきたぞ』と言ってあげたいです」と気合を入れ「これだったらチャンピオンになるよねという試合を見せて、ずば抜けた位置でチャンピオンになりたいです」と宣言した。
<対戦カード>
▼第5試合 K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
ムスタファ・ハイダ(イタリア/Fight Club Firenze)
vs
MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)
☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など
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