2023/06/02（金）UP
（最終更新：2023/06/02 17:41）

黒田（左）がバキバキボディで計量パス、16歳ラマダン（右）の肉体

　6月3日（土）に神奈川・横浜武道館で開催される『K-1 WORLD GP 2023～初代ミドル級王座決定トーナメント～』の前日計量が2日、都内にて行われ、スーパーファイト/K-1バンタム級（53.00kg）に出場する黒田斗真（日本/K-1ジム心斎橋チームレパード）が53.00kgで計量パスしバキバキボディを見せた。対するラマダン・オンダッシュ（レバノン/Team Ondash）も52.85kgで計量パスし、順調な仕上がりを見せた。

【フォト】黒田が計量でバキバキボディ！ラマダンの鍛えた肉体美も

黒田は減量が苦しかったのか、ときおり辛そうな表情を見せた

　黒田はサウスポーから繰り出される左ストレートを武器に、21年5月にK-1バンタム級日本最強決定トーナメントで優勝。22年6月の『THE MATCH 2022』ではRISEの風音に惜しくも敗れたが、12月のK-1大阪大会で行われた初代K-1バンタム級王座決定トーナメントではヨーシラー・チョー.ハーパヤック、壬生狼一輝、石井一成を下して優勝を果たし、初代王者の栄光を掴んだ。

　対するラマダンは4歳からムエタイを学び、中東・アジア諸国の大会で活躍。アマチュアでは100戦以上の成績を残り、SNS上で“天才ムエタイ少年”や“怪物”と紹介され、注目を集めている。アマチュア戦績116戦108勝3敗5分、プロ戦績は3戦3勝（2KO）だ。

16歳のラマダンは、イケイケのヤンチャな感じを見せた

　計量を終えた黒田は「2年前に横浜武道館で戦いましたが、自分を変えてくれた場所になりました。今回も、自分を変えるような試合をしたいです」と今回の開催会場が特別な場所であることを明かした。

　横浜武道館は黒田にとって、2年前にK-1バンタム級日本最強決定トーナメント優勝を果たした記念すべき場所。再び同地で、飛躍したいと考えているようだ。

　ラマダンは黒田の印象について、「とくに何とも思わなかった。年上だけど関係ない。明日の試合で実力を見せたい。KOをする覚悟はありますが、多くは語らないけど楽しみにしてください」とした。ラマダンは16歳の新鋭で、22歳の黒田とは6歳離れている。恐れを知らない“レバノンの神童”が、素早いパンチ連打で黒田を飲み込むかもしれない。

　明日のワンマッチ国際戦は6試合予定されているが、何かが起こるとすればこの試合になる可能性は十分にある。

＜計量結果＞
▼第15試合　スーパーファイト/K-1バンタム級/3分3R・延長1R
黒田斗真（日本/K-1ジム心斎橋チームレパード）→53.00kg
vs
ラマダン・オンダッシュ（レバノン/Team Ondash）→52.85kg

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