【K-1】菅原美優、勝ったが涙のインタビュー「悔しい！変に迷いが…」

2023/07/17（月）UP
（最終更新：2023/07/17 23:50）

　7月17日（月・祝）東京・両国国技館で開催された『K-1 WORLD GP 2023』では、K-1 WORLD GP女子アトム級王者・菅原美優（日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）が、ディミトラ・アガサゲリドゥ（ギリシャ）とスーパーファイトで対決。フルマーク判定で勝利した菅原だったが、試合後、涙でインタビュー会場に現れた。

【フォト】菅原美優が泣き顔に！試合での激闘シーンも

　菅原は「自分の目標 が果たせなかったっていう感じで悔しいですね 」と言う。
　1、2R、ペースを掴んだかに見えた菅原だったが、3Rに相手の猛攻に押され気味となり、被弾するシーンもあった。

　菅原は試合を振り返り「相手のプレスが強くて、しっかりと攻撃を当てるのが課題 だったんですけど 。最後のラウンドで攻めてきたときの対応が、完璧にできなかったかっていう点で 悔しい ですね。気持ちの強い選手でした」と語る。

　相手はフィジカルや勢いはあった。初のヨーロッパで選手との対戦だったが、「すごい 経験になった」と言い、相手のプレッシャーについては「普段から対戦相手を高く見積もってるので、そこは超えては来なかったですけど。でも自分は全然できなかったんで、自分が悪いですね 」とやってきたことが発揮できなかったと悔しそうだ。

　さらに「やりたいことはところどころで良かったなって思う部分もあるんですけど、それを 最後までやらないと意味がないですし」とストイックにダメ出しをしながら「ちょっとだけでも やりたいことが 出来たり、控え室に戻った時に 褒めてもらえた所もあったんで。良いように認めて、 ダメな所をしっかり向き合っていきたいなと 思います」と改善していきたいとした。

　今回、菅原の最も失敗したと思える部分は迷いのようだ。
　菅原は「途中、足を使おうと思った時に、もしこれで脚を使って何かポイントと逃げてるって思われたらどうしようと思ってしまったり。下がりながらでも攻撃を当てるとか、よく考えれば出来たのに、なんでそうなっちゃったんだろうって。行かなきゃいけないけど自分の距離を作らなきゃいけないなど、こう変に迷いが出ちゃって」と中途半端な攻めをしてしまったと語る。

　続けて「半端な動きをしてしまったなって言うのが自分 の中であって。それをプラスに考えて次につなげるしかないな」と前を向いた。

　そして「少しずつですけど成長した姿を見せるように、今後も応援よろしくお願いします」と涙を拭きながら会場を後にした。

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