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朝倉海、兄の敗戦を説明「衝撃すぎてショックすぎて思い知らされた」海外ジムに負けない大改革へ

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2023/08/03(木)UP

朝倉未来がケラモフにRIZINタイトル戦で初回一本負けを喫した

 7月30日に行われた『超RIZIN.2』で朝倉未来がヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)に初回にタップアウトの一本負けしたことについて、弟の朝倉海は2日、自身のYouTubeを更新し「話す気になれなくて、ちょっとショックすぎて喪失感というのは3日かかりましたね」と兄の試合を振り返り、ケラモフの技術、驚くべき体の仕上がりとパワーに、今後のジムの改革について語った。

【フォト】朝倉未来の一本負けシーン、ケラモフのムキムキすぎる肉体

 まず海は「兄貴の敗戦は僕らチームにとっても大事な試合になりました。練習環境を含め変わらないといけない。この3日間でいろいろ考えたり、本当にそれこそトライフォースのみんなで集まって話し合いをして、今後の方針などすごく変わることになりました」と報告した。

 兄・未来の結果について「セコンドの僕もちょっと想像してなかった結果になってしまった。コンディションも良かったし、練習見ててもすごい仕上がってたし、間違いなく勝ってくれるだろうという気持ちでいたので、その結果を受け入れるのに時間がかかる内容だった。とにかくケラモフの体の強さというか、フィジカルの強さがまず想定外。強いのは分かってたんだけど、そこまでそのテイクダウンのパワーと抑え込む、決め切る力があるっていうのは想定外でしたね」とまずケラモフの想像以上のパワーを説明。

朝倉未来にヒジを打ち下ろすケラモフ

 テクニックについては「首入ったシーン、多分いつもだったらすぐ反応できたと思うけど、その前の肘でのパウンドが効いて頭がちょっとぼーっとしてたっていうか、それで反応が遅れ、多分絞め付ける、動きづらくするプレッシャーが想像以上に強かったのだと思う。あとリングは(ロープの隙間がある分)結構体が奥まで入る。いつも練習してる金網だとあそこまで深くこう回りづらい。だからその辺もちょっといつもとちょっとズレがあったのかなと」と判断の遅れと、普段の金網での練習にもあるのではと語った。

 そしてジム改革である。まず海は「見るからにケラモフの体の仕上がりが凄かった。ケラモフのいるアゼルバイジャンは国が支援してオリンピックのナショナルセンターみたいなのがある。ああいう感じで凄い環境とコーチがついて相当ハードなトレーニングをしている。フィジカルと環境の差がまず出たのかな。その準備までの練習内容だったり量がちょっと違ったのかな。衝撃すぎてショックすぎて。思い知らされました」とし「今回の敗戦を受け、前からちょっと感じたことがあって、今のトライフォースの練習の内容が100%いいものだとは思ってなくて。ただ試合もずっと続いてて、みんなで話し合う時間もなくて変えられずにいたんだけど、やっぱり今のままじゃあ本当に世界と戦っていくのは厳しいと思うし、この環境を変えていかないといけないなって」

 海は早速、オーナーの堀鉄平氏にも相談し、コーチや選手も集めミーティングしたという。
「どこまで話していいのか、話せないこともたくさんあるんけど。本当にやっぱり俺もアメリカのトップ選手のいるジムに練習に行ってるし、本当にその海外のトップ選手のいるジムに負けない環境っていうのをこれから作ります。堀さんも本気になってくれて、本当に海外からコーチやトレーニングパートナーを呼んだり。すごい環境を整えて勝負することになります。本当にガラッと変えて強くなるために。環境を整える予定です」と大改革をすると宣言した。

 さらに「俺ら兄弟は、アウトサイダーの頃からずっとこうきれいに勝ち続けてきたわけじゃなくて、時には失敗して負けて。そのたびに色々考えて修正してここまで登ってきて。絶対最終的にはね、トップになるんで。兄貴も絶対引退はしないと思うし、なんだかんだで絶対にライジンでもトップを取る」と意気込んだ。

 トライフォース赤坂の大改革、朝倉兄弟の復活に注目される。

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