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【ONE】王者アラゾフと因縁グレゴリアン、バキバキマッスルで計量パス!30秒以上のバチバチ睨み合い=8.5

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2023/08/04(金)UP

30秒以上の睨み合いしたアラゾフ(左)とグレゴリアン(右)©️ONE

 8月5日(土)にタイ・ルンピニースタジアムにて開催される『ONE Fight Night 13』の前日計量が4日に行われた。
 ONEフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチ(70.3kg)で対戦する、王者チンギス・アラゾフ(ベラルーシ)は70.1kg、挑戦者で同級2位のマラット・グレゴリアン(アルメニア)は70kgで共に計量をパスした。

【フォト&動画】アラゾフとグレゴリアン、仕上がったバキバキマッスル!30秒以上の睨み合い

 計量では、アラゾフとグレゴリアンは共に仕上がったバキバキのマッスルボディで登場。因縁の関係でもある両者、フェイスオフでは、30秒以上のバチバチの睨み合いを演じた。

 王者のアラゾフは「この日を待っていた。対戦相手は素晴らしいが、私は100%戦いに集中している。必ず勝利を掴む」と、勝利宣言をした。

 一方のグレゴリアンは「(下馬評不利について)アンダードッグと言われているらしいが、気にしない。厳しいトレーニングを積んできたので、最高の試合を見せることができる。明日、歴史が生まれる」と気合を込めた。

 アラゾフは17年6月に新生K-1の第2代-70kg王座決定トーナメントを制覇。ONEでは21年10月に開幕したフェザー級キックボクシング世界グランプリの1回戦でサミー・サナ、準決勝でナタウットにいずれもKO勝利、決勝戦でシッティチャイに判定勝利し優勝した。
 今年1月には、12連勝で無敵の強さを誇っていたスーパーボンに何もさせず、圧巻のKO勝利。WGP制覇と共に新王者のベルトも手にした。今回が初の防衛戦となる。

 対するグレゴリアンは-70kgの世界トップの強豪。15年の初代K-1 WORLD GP -70kg制覇、17〜18年のKunlun Fightの世界トーナメント優勝、19年にGLORYライト級王座と数々のタイトルを獲得した。20年にONE参戦。21年10月にアンディ・サワーをTKOで下し、昨年3月にフェザー級キックボクシング王者スーパーボンのタイトルに挑戦するも判定負け。それでも10月、タイフン・オズカンに判定勝利で再起を果たしている。

 両者は過去2度対戦しており、13年4月の初戦はグレゴリアンの反則のヒジ打ちでアラゾフが流血ノーコンテスト。その8ヶ月後の再戦でグレゴリアンが判定勝利した。

 3度目の対決は、アラゾフが雪辱を果たし初防衛に成功するのか、それとも、グレゴリアンが返り討ちと同時にベルト奪取するか、見逃せない一戦だ。

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