2023/09/24（日）UP
（最終更新：2023/09/29 22:39）

木村ミノルについてコメントする安保

　9月24日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.44』の[RIZIN Kickboxing Rules 3分3R／70.0kg]で、宇佐美正パトリック（Battle-Box）を判定で下した安保瑠輝也（MFL team CLUB es）が、試合後インタビューに応じた。
　試合は安保のローブローの反則があったものの、3Rに安保が宇佐美から右フックでダウン、さらに左ミドルキックで二度目のダウンを奪い判定勝利。試合後には木村ミノルを挑発して盛り上げた。

【フォト＆動画】安保も“でかすぎ”と驚いた、木村のマッスルボディと中指立てパフォーマンス

　インタビュールームに登場した安保は、宇佐美がボディ打ちをしてこなかったことに対して「なんで、あいつ打ってこなかったんやろ。作戦なのかもしれないけど、めちゃくちゃ自信があって、トラックに踏まれても大丈夫なくらいにボディを鍛えてきたんですけどね」と首を傾げた。

　セコンドが暴言でイエローカードが出たことについて安保は「暴言でも何でもないです。ローブローに対してビデオ判定はないのかと聞いただけなんですけどね」と振り返った。三日月蹴りは「ローブローだった」と本人は認めたが、ヒザ蹴りは「入っていない」とコメントした。

カメラに向かって中指を立てる木村ミノル（RIZIN FF EnglishのXより）

　試合よりも話題になったのは、木村ミノルのことだ。安保は、木村のジム後輩の宇佐美を倒すことで次戦につなげる構想だったが、リング上から呼びかけると木村が上着を脱いで中指を立てるパフォーマンス。これを見た安保は、「メンタルはどうなっているんですかね。上を脱いであんなパフォーマンスして。あいつ振り切れ過ぎやねん。あのメンタルを分けてほしいです」と思わず引いてしまったという。

　その後、RIZINの榊原信行CEOからリングに上げるのは“NG”と言われ、「代表がNGとなったら難しい」と半ば諦めモード。だが記者から“現時点でリングに上がるのはNGでは？”と言われると「聞いてみます。でも、みんなが求めていないならば、やらなくてもいいですよ」と、そこまでの拘りはないと苦笑した。

　そもそも木村戦への拘りは、「K-1時代に試合が実現できなかったので、伏線回収のためです」と安保は説明した。

　最後に木村が上着を脱いだ姿を見て安保は、「あのボディ見て、ステロイドやなあと。でかすぎ（笑）。彼はメンタルおかしいので、まだ、（薬を）とっているのかも。僕は、どっちでもいい。僕は嫌われていると思いますけど、楽しんでいるファンもいると思うんで。やりたいけど、違うのならば（対戦は）どっちでもいいです」と複雑な心境を明かした。

　この対戦を決めるのは、ファンや主催者。まずは木村がドーピングを抜く努力をしてからになるのだろう。

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