2023/10/17（火）UP
（最終更新：2023/10/17 19:44）

龍聖がファク・スアレスと対戦する

　12月9日（土）東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2023 vol.6』のカード発表会見が17日、都内で行われた。［スーパーファイト/KNOCK OUT BLACK-59.0kg契約/3分3R・延長1R］として龍聖（22=Team KNOCK OUT）vsファク・スアレス（34=アルゼンチン）が決定した。

【動画】龍聖が左ハイキックでKOする瞬間！

　龍聖は21年10月に、初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座を戴冠。今年3月に、現役ムエタイ王者のペットセーンセーブ・ソーヂョー.トーンプラーヂンに延長判定で勝利。前回の6月大会で中国のチュームーシーフーにプロ初のダウンを喫するも、延長判定勝ちを収めて15戦無敗記録を継続中。9月にも試合が予定されていたが、左手軟骨損傷のため欠場していた。
　また、所属がフリーとなっていた龍聖。しかしKNOCK OUTジムで練習している事もあり、本人の希望でTeam KNOCK OUTになったという。

　対するスアレスは南米の強打者で、『WGP Kickboxing』の-60kg王者。戦績は28戦20勝（7KO）8敗だ。22年8月のK-1フェザー級世界最強決定トーナメントに参戦し、現K-1王者の軍司泰斗と対戦するも判定で敗れている。

会見で意気込む龍聖

　会見冒頭、龍聖は「9月もメインをやらせてもらう予定だったんですけど、怪我もしたり試合が出来ない状況で、KNOCK OUTに申し訳ないという思いがあった。僕がKNOCK OUTという団体のトップとして最後締めたいので、試合をさせてもらう事になりました。“暴君”完全復活したいと思います」と意気込んだ。

　対戦するスアレスの印象を「南米の選手は初めてなんですけど、小ちゃくて詰まっててマラドーナみたいだなっていう感じです」とし、「一発の大振りのフックとかはしっかり警戒して、スピード、タイミング、気持ち、スタミナでも全然負けるところは無い、倒せると思います」と自信をのぞかせる。

　2023年の締めの試合となる可能性が高いが、どんな試合にしたいか問われ「ここ2試合全然納得いってなくて、負けてはないですけど、成長が止まってるな、落ちてるなと感じる1年だった。（だから）そういうものを全部飛ばすような、ミスターKNOCK OUTじゃないですけど、もちろん“ノックアウト”したいと思います」とKOを宣言した。

　会見で自信を見せた龍聖。年内最後の試合をどのように締め括ってくれるのか注目したい。

＜決定対戦カード＞
▼スーパーファイト/KNOCK OUT BLACK-59.0kg契約/3分3R・延長1R
龍聖（22=Team KNOCK OUT）
vs
ファク・スアレス（34=アルゼンチン）

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