2023/11/21（火）UP
（最終更新：2023/11/21 19:44）

平山迅（右）がYOHAN（左）と対戦する

　12月2日（土）大阪・176BOXで開催される『NARIAGARI vol.3』の追加カード発表会見が21日、都内にて行われた。［NARIAGARIウェルター級（-75kg）3分3R・延長1R］で、平山迅（TEAM ONE）がYOHAN（T.K.F）と対戦する。

【動画】平山が強烈ストレートでダウンを奪う！

　平山は一撃の強打を武器にK-1、Krushで木村ミノルや山崎秀晃らと数々の激闘を演じ、20年には不可思にも勝利。しかし、その後K-1を脱退しNARIAGARIに参戦すると、全日本空手道選手権大会中量級優勝者の晴也をKOするなど大きなインパクトを残した。9月の『NARIAGARI vol.2』ではISKAインターコンチネンタルウェルター級タイトルマッチ（K-1ルール）に挑むも、モー・アブドゥルマンに敗れており、今回は再起を狙う。

　対するYOHANは、初代KROSS×OVERクルーザー級王者。22年からは75kgを主戦場に戦い、同年9月のK-1ではダニロ・ザノリニと拳を交えた。今年3月には松倉信太郎との対戦が決まるも、頸椎ヘルニアで欠場した。

会見でコメントする平山

　会見で平山は「今年1月にK-1抜けて、こうやって現役のK-1トップファイターと出来るっていうのは面白いなと思って、NARIAGARIのエースとしてバチッと勝って、もう一度K-1、KrushにNARIAGARIファイターとしてカムバックして暴れに行こうかなと思ってます」とコメント。

　YOHANは「約1年ぶりの試合なんですけど、この間自分のルーツの韓国で修行を積んできました。その途中で首のヘルニアをやってしまって、松倉選手との試合が流れてしまったんですけど、今僕めちゃくちゃ強いので、平山選手が怪我しちゃうかなって心配ですね。K-1チャンピオンになる過程として、必ず勝ちに行きます」と意気込んだ。

YOHAN

　互いの印象を問われ、平山は「シナ・カリミアンくらいデカい（笑）。冗談抜きに男前だしかっこいいですよね。ファイトスタイルはK-1をしっかりリングで出すような、手足も長くてバチバチ前に出てくる選手だと思ってます」とし、YOHANは「普通に男前の方ですよね。以前から知ってまして、魔裟斗さんとかそういう感じの雰囲気ですよね。ファイトスタイルはガンガン前に行くスタイルなので、打ち合いもそうですし、良い攻撃とか当てられたらと思います」とコメントした。
　ちなみに、身長は183cmのYOHANに対し、平山は173cmと10cmの差がある。

　また、どれくらいで仕留めたいかという質問に平山は「俺はすぐ疲れるので、3分1Rじゃないけど、1Rで倒すくらいの気持ちで行こうかなと思ってます」と早期決着を宣言。YOHANは「3Rあるので、冷静にリラックスして平山選手を追い詰めて疲れさせて、僕のやりたいようにやるのが計画ですね」とじっくり追い詰めるようだ。

　果たして平山はYOHANを相手に、再起戦を白星で飾ることができるか。

＜追加対戦カード＞
▼NARIAGARIウェルター級（-75kg）3分3R・延長1R
YOHAN（T.K.F）
vs
平山迅（TEAM ONE）

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