【K-1】松倉信太郎、王者ハッサンとのリマッチに「覚悟しかない」ハッサン「前回と同じKOになる」=12.9

2023/11/27（月）UP
（最終更新：2023/11/27 15:14）

　12月9日（土）エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 ReBIRTH.2』の［K-1 WORLD GPミドル級タイトルマッチ］では王者ハッサン・トイ（29=トルコ/Team Toy）に、松倉信太郎（32=team VASILEUS）が挑戦する。
　両者は今年6月の初代ミドル級王座決定トーナメントの決勝戦で、ハッサンが42秒左フックでKO勝ち。
　松倉はこのダイレクトリマッチに「年齢的にも、覚悟しかない」と臨むも、ハッサンは「同じ結果、KOになる」と自信を持つ。

【動画】ハッサンが松倉に42秒KO勝ち、衝撃の剛腕が炸裂！

　松倉は6月の対決を振り返り、ハッサンについて「普通じゃ届かないところからパンチが飛んできて。しかも体が開いて大振りのパンチを打ってくるわけではなく、腋を締めて内側からコンパクトにガードの隙間から打ってくるパンチで。一つひとつのパンチの質が高く、脳を揺らしてくるような感じで、これはヤバいなと」と短い時間だったが、レベルの高さを感じたと言う。

　決勝では「後半に勝負しようと思っていた。真っ向勝負でいくと、どうしてもフィジカルが強い相手には厳しいので、削っていって後半にとは思っていたが、その前に終わってしまった」と作戦を遂行出来なかったと言う。

　しかし「ワンマッチだったらどうなっていたのかという思いが、いまだに僕の中にあるし、答えが知りたい」と互いにフレッシュな状態での決着を望んでいたと言う。

　この再戦については「年齢的にも次があるとは正直思えないし、また列の後ろに並ぶこともできない。“覚悟”しかない。一発もらって負けて平気で戻って来られる世界だとも思っていない。それでも最後まで自分を信じて戦う」と意気込んだ。

　王者のハッサンは、今回の再戦について「リングで戦っている誰もが、二度目のチャンスを手にすることができる。彼には二度目のチャンスはあるけど、最初の結果と何も変わらない」と、再戦でも自分が勝利すると言う。

　松倉については「彼は、キレがあって、スピードも速い。でも、自分の方がスピードはあるから、あまり気にしていない」と松倉の長所でも上回っていると言う。

　最後に「前回は30秒くらいしか続かなかったし、今回も同じ結果を目指している。俺の試合は瞬きするな！」と気を吐いた。

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