【K-1】松倉信太郎、“超合金ボディ”で計量パス！雪辱狙う王者ハッサンに「気持ちを見せる」

2023/12/08（金）UP
（最終更新：2023/12/09 11:39）

　12月9日（土）エディオンアリーナ大阪にて開催される『K-1 ReBIRTH.2』の前日計量が8日に大阪市内で行われた。［K-1 WORLD GPミドル級タイトルマッチ（-75kg）］で対戦する、王者ハッサン・トイ（トルコ/Team Toy）が74.9kg、挑戦者の松倉信太郎（team VASILEUS）が74.95kgで計量パス。松倉は引き締まった“超合金ボディ”を披露、万全の調子をアピールし、「ハッサンの強さは分かっている、気持ちを見せる」と意気込んだ。

【フォト】松倉信太郎、計量で“超合金ボディ”！王者ハッサンと睨み合い

　松倉は計量クリアのコールと同時に力強いマッスルポーズ！フェイスオフでは王者のハッサンと堂々と睨み合った。

　両者は、今年6月の初代ミドル級王座決定トーナメントの決勝戦で対決。松倉が1R KO負けを喫し、今回がベルトをかけたダイレクトリマッチとなる。

　会見では、松倉は「あとは試合をやるだけなので、見ててください」といい、「ハッサン選手の強さはわかっている。彼だからこそ今日ここに僕が立っている。その思いが僕を支えてくれたので、本当に感謝しています。あとは試合をやるだけです。自分の気持ちを見せたい」と意気込んだ。

　また、今回、引き締まった“超合金ボディ”を披露した松倉。そのことを問われると「減量の仕方をいつもと変えました。それについての不安はありましたが、たくさんのサポートもあって、普段より仕上がった身体になったと思うし、全て良い方に流れている」と胸を張った。

　対するハッサンは「前回のトーナメントより、さらに厳しいトレーニングを重ねてきました。前回はあまり時間をかけずに彼を倒しましたが、今回も同じような結果になると思います」と不敵な笑み。

　ダイレクトリマッチを受けた理由は「彼でなくても試合自体は受けるつもりだった。彼にとっては雪辱戦と思っているかもしれないが、結果は変わらない」と言うと、続けて「前回の試合は、自分にとって3年半から4年のブランクがあっての戦いだった。そして、（トーナメントで）松倉選手と戦う前の試合はかなりタフでダメージがあった。今回はフレッシュな状態なので、前回以上のパフォーマンスを見せる自信がある」と堂々とした態度で語った。

　果たして、松倉は悲願のベルトを手にすることができるのか、期待したい。

＜選手情報＞

松倉はデビュー当初からK-1やKrushで活躍し、一時期K-1から離れていたがK-1のリングへ帰還。昨年9月に神保克哉と対戦し、最後はKO負けを喫したものの年間ベストバウト級の激闘を演じた。そして前述の通り、今年6月のトーナメントの決勝戦でハッサンにKO負けした。

ハッサンは、長身から繰り出す打撃を武器とし、ヨーロッパ・中国で活躍。19年12月野杁正明に判定で敗れたものの、高いパフォーマンスを発揮。今年6月に行われたトーナメントを制覇して初代K-1ミドル級王者に輝いた。

＜計量結果＞
▼K-1 WORLD GPミドル級タイトルマッチ（-75kg）
ハッサン・トイ（トルコ/Team Toy/王者）→74.9kg
vs
松倉信太郎（team VASILEUS/挑戦者）→74.95kg

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