パッキャオに隠し子、プロボクサー2戦目で一撃KO勝利
12月16日(土・現地時間)フィリピン・ダバオのボクシングイベントの[ライト級4回戦]で、マニー・パッキャオの隠し子エマン・バコサ(19=フィリピン)が1R 32秒で一撃KO勝利した。
バコサは勝利後、リングサイドにいたパッキャオに駆け寄り、額にキスをし互いに抱擁した。
バコサは03年、母親とパッキャオとの間に婚外子として生まれた。
06年、母親はパッキャオから養育費を打ち切られたとして裁判所へ提訴したが、パッキャオは「父親ではない」と認めず、母親は敗訴。
11年にも裁判を起こしたが、結果は覆らなかった。
パッキャオは言わずと知れたボクシング世界6階級制覇王者で、フィリピンの英雄だ。
現在パッキャオには妻と3人の息子、2人の娘がいる。
しかし11年にクリスチャンになる前には「私はかつて女好きで、大酒飲みで、ギャンブラーだった」と自ら語っているように、遊び人でもあった時期が長かったと言う。
その後、バコサは身長178㎝、リーチ188cmと恵まれた体躯に育った。
パッキャオは長らく関係を認めていなかったが、バコサがプロボクサーを目指し始めると、パッキャオの元トレーナーたちの下で修行に励ませることに。
そして今年9月、パッキャオがプロモーターを務めるイベント『ブロー・バイ・ブロー』でプロデビュー、激しい打ち合いを演じ、ドローとなっていた。
今回の相手は1戦1敗のノエル・パンガンタオ(フィリピン)。
試合ではバコサが伸びのあるワンツーで攻めると、相手ががむしゃらに前へ出ては左右フック。
バコサはロープに追い詰められたが、相手のフック連打の隙を縫い、右フックでダウンを奪う!
相手は立ち上がれず、バコサは僅か32秒でKO、プロ初の勝利を飾った。
リングサイドにはパッキャオの姿が。
バコサは感極まったように、パッキャオの方向へ向いて跪いては号泣。
リングから降りると、パッキャオのほうへ駆け寄り額にキス、抱擁した。パッキャオも拒むことなく穏やかな笑顔で、メディアに動画や写真を撮られるままだ。
パッキャオは未だ公式にバコサを息子と認める声明は出していないが、フィリピンメディアでは、今回のことで暗黙に認めたという見方が強い。
バコサはパッキャオの子供たちの中では、初めてのプロボクサーだ。
パッキャオの息子で、現在アマチュアで活躍するエマニュエルと共に、今後の活躍から目が離せない。
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