井上尚弥、粘るタパレスに豪快KO!4団体統一し「もっと強い姿をこの階級で見せる」=試合結果
12月26日(火)、有明アリーナにて行われたプロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一戦でWBC&WBO王者の井上尚弥(30=大橋)がWBAスーパー&IBF王者のマーロン・タパレス(31=フィリピン)に10R1分2秒、KO勝ちを飾った。井上は史上二人目の2階級4団体王座を達成した。
【フォト】1度目のダウン奪取!、タパレスの顔面にパンチが食い込む瞬間
試合は、サウスポーのタパレスは高くガードをあげては様子見も、井上はガードの上から強烈ワンツー。
4R、タパレスがギアを入れ、井上の懐に入っては上下のフックを放つも、ラスト10秒、井上の左が炸裂。下がるタパレスに井上の容赦ない左フック、右ストレートがヒットし、タパレスがダウン!
立ち上がると同時にゴングが鳴った。
5R、井上が前に出て襲い掛かる。井上のボディから顔面へのつるべ打ち!しかしタパレスも右フックを返すと、両者激しい上下の打ち合いに。
6R、7Rも井上の強打にもひるまず、タパレスは後ろ重心で前進しコンビネーション。
8Rもタパレスは半身からの右を繰り出し、井上はやりにくそうだ。次第にタパレスの右もヒットする。
しかし10R、開始1分での井上のワンツーが、ガードをくぐり抜けクリーンヒット!さらにワンツーを入れると、ダメージがたまっていたのか、タパレスが崩れ落ちた。
レフェリーが試合を止め、井上が10R KO勝利。2階級での4団体統一の偉業を達成した。
井上はマイクで感謝の言葉を述べ「今の適正階級はこのスーパーバンタム級と思っているので、来年再来年もっと強い姿をこの階級で見せていきたい」とスーパーバンタム級に留まると語る。
さらに「来年5月に噂されているという試合を実現するかは交渉次第だが、皆さんが喜ぶような試合を実現していきたい」と噂されているルイス・ネリ戦に前向きに交渉していきたいとメッセージした。
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