【Krush】フライ級王者・悠斗と大夢が激突「歴史を変える」（悠斗）「相手の全て食う」（大夢）=1.28

2024/01/23（火）UP
（最終更新：2024/01/23 18:05）

　一方の大夢は、22年9月に大久保琉唯、昨年5月は大鹿統毅といずれもベルトをかけた試合で敗北。悔しい経験をしたが、10月の宗一郎戦でKO勝利を飾り、タイトル挑戦をアピールしていた。

　大夢は、悠斗の勝ち方や破壊力について「他の試合も見させてもらったんですけど、ボクシングやってたからパンチの当て勘やったりパワーもあると思うんですけど、僕のことも他の選手と一緒にしてもらったら困る」と認めながらも、自信をのぞかせる。

　チームで意見を出し合って、しっかり作戦は立てているという大夢。最終的に勝つイメージは既にできているか聞かれ「勝つイメージもですし、『自分がこうしたら負ける』という形も見えてきているので、自分の弱点も分かってますし、あとはそれを自分の倒せる技を出すこと、逆に『こうしたらアカン』というポイントを、細かく細かくやっていってるだけですね」とかなり念入りに準備できてるようだ。

　過去2回、ベルトに挑戦も手が届かなかった経験があるが、そこを踏まえ「2回トーナメントに出させてもらって、決勝で負けたんですけど、あの時は自分の気持ちの弱さが出た。2回とも、僕が一番試合数が多かったと思うんですけど、変に試合慣れしちゃってたのが仇になった部分かなと思います。今回はこれまで以上に技術面もしっかりやってきてますし、チームで話し合って、練習の時のメンタルと試合の時のメンタルを常に同じように保つというのが課題というのも分かったので、試合でも気持ちをしっかり整えて臨みたいと思います」と力を込める。

　最後に、「今回3度目の正直で、3度目のチャンスをもらえたんで相手の全てを食ったるというイメージで、全てを懸けて獲りたいと思います」と王座奪取を誓った。

　試合では王者・悠斗が今回も豪腕を見せつけるか、それとも大夢が王座を戴冠するか。2024年一発目となるKrush、メインイベントに大きな注目が集まる。

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