2024/01/25（木）UP
（最終更新：2024/01/25 14:57）

SB王者・山田が次戦に燃える

　2月10日（土）東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.1』のの[58.5kg契約　エキスパートクラス特別ルール・3分3R延長無制限R]では、SB日本フェザー級王者の山田彪太朗（シーザージム）が、タイ国TVマッチトーナメント優勝者ペットシートーン・ソー・サクナリン（タイ）と対決する。
　激化する国内のフェザー級戦線で、彪太朗は「最強は僕」と自負し、今回の試合に勝利しアピールを狙う。

【動画】山田彪太朗の強烈ボディショットで相手は悶絶ダウン！

昨年4月、山田（右）は川上（左）を倒し王者に

　彪太朗は、SB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太の双子の兄。昨年4月に当時のSB日本フェザー級王者・川上叶を下して、王座戴冠を成し遂げ、兄弟同時SB王者となった。続けて、同6月、同11月と強豪勢に2連勝している。

　対するペットシートーンはタイで人気のTV放送される大会「True4U」の54kgトーナメント優勝者だ。

　彪太朗はペットシートーンの印象について「首相撲をいっぱいやってくる選手。身長が176cmなので覆い被さられたら面倒くさい。覆いかぶさられる前に何かを当てて振り回してやろうかな」と組まれる前に当て続けると言う。

　今回の試合では「フックやストレート一撃で倒せるものを身に付けている」と語り、攻撃力を見てほしいとのこと。

　キック界ではフェザー級戦線が盛り上がっているが、彪太朗は「どんどん強いタイ人でやっていきたい気持ちもあるけど、日本のフェザー級戦線の盛り上がりの中に、僕も入り込みたい。今、フェザー級トップ戦線の中に自分の名前が出てこないので『俺のことを忘れるな！』という気持ちがある」と気を吐く。

龍聖は山田に興味ないと言い放つ

　2月25日のKNOCK OUTではKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖がSB川上叶と対戦するが、龍聖は会見で「川上選手の方が（彪太朗よりも）強いのかな（彪太朗が）チャンピオンですけど、話題にもなっていないし、あまり興味がない」と語っていた。

　彪太朗は会見の映像を見たと言い「かなりムカついて、今回の試合に向けても火が付いた。もし龍聖選手が川上選手を圧倒して倒すようなことがあれば、龍聖選手ともちろんやりたい。もし川上選手が完封して勝つようなら、そんな龍聖選手には興味ない」と言い放つ。

　さらに「フェザー級トップ戦線には、他にK-1の軍司泰斗選手、RISEの門口佳佑選手もいますが、僕の中では門口選手が一番強いと思っている。僕は門口選手に負けているので、ランキングを付けたら二番目に僕がいるが、次に門口選手とやれば勝つのは間違いない。フェザー級最強は僕です！」とライバル心をあらわにした。

　彪太朗は「2024年は全試合全勝全KO」と意気込む。ペットシートーンにKO勝利し、フェザー級トップ戦線に更なるアピールなるか。

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