【K-1】壬生狼一輝、大久保琉唯を「パワーで粉砕する」!大久保もKO予告
3月20日(水)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2024』の[K-1バンタム級ワンマッチ]で対戦する、壬生狼一輝(力道場静岡)と大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。
壬生狼はK-1バンタム級トップファイター。K-1王者・黒田斗真、後のKrush王者・池田幸司に敗れてはいるが、その他の強豪相手には連戦連勝。直近では倒せる感覚も掴み、2連続KO中と波に乗る。
絶好調でのK-1参戦となった壬生狼は「ワシは今年初のK-1になるんじゃが、ここまで2連続KO勝ち。記者会見で宮田プロデューサーが、ワシが第1試合になると言っていたから、でっかい花火を打ち上げて盛り上げようと思っとる」と意気込む。
試合のテーマを聞かれ「新人潰しじゃ!向こうは6戦、ワシは21戦やっているからのう。じつは結構、仲良いんじゃ」とやりづらさがあることも明かしたが、「申し訳ないが、ワシの獲物になってもらう」ともちろん勝利を譲る気はない。
気になるのは身長差。168cmの壬生狼に対し、大久保は176cmと8cmの差がある。「デカすぎだろ。ワシと10cm(公式サイト上では8cm)も違うからな。でも、相手がデカくても戦い方があるので、それを見せる」と問題ないという。
穴は見えているか問われると「バッチリじゃ」と答え、内容は言えないとしつつも「最相手はスピードの選手なので、パワーで粉砕するつもりじゃ」とKOを示唆。
そして最後に、今後の目標を「ワシはK-1のベルトが欲しい。高校生の頃からK-1チャンピオンになると決めて来ているので、絶対にそれを叶えたい」と掲げた。
一方の大久保は、22年6月の『THE MATCH 2022』で那須川天心の弟・龍心に勝利するなど名を揚げ、続く9月には初代Krushフライ級王座決定トーナメントを制して王座戴冠。その後、階級を上げて初戦となった23年6月には、ライバルの齊藤龍之介に初黒星を付けられたが、10月に黒川瑛斗を判定で下して再起した。
大久保は試合へ向け「大半のK-1ファンは、壬生狼選手が勝つと思っているはずですけど、そこを当日引っ繰り返して自分の可能性を証明したいです」と話す。
試合展開については「自分はこの階級だと手足が長くて長身なので、距離を取って戦うイメージがあると思います」としたが、最近はフィジカルを鍛えて近い距離で戦える練習をしているといい「壬生狼選手も前へ出てくると思いますので、近い距離でも強いことを見せたいです」と打ち合いも見せる構えだ。
フィジカル強化には昨年6月の敗戦後から取り組んでいるそうで、「10月の試合(黒川瑛斗=判定勝ち)で、その成果が出てきたなと思いました。筋トレで重い負荷も挙げられるようになってきて、最近ではパワーがついてきている実感もあります」と手応えを感じているようだ。
どんなフィニッシュを考えているか尋ねられ「技はいくつか考えていて、壬生狼選手と近い距離で戦い、最後は狙っている技でKOしたいです」と自信をのぞかせた。
試合のテーマに関しては「世代交代ではないですが、10代でK-1を引っ張るためにも負けられないです。間違いなく勝ったらタイトルに近づけるので、10代のうちにKrushで2階級制覇したいと考えています。それからK-1バンタム級の王座を狙っていきたいです」とKrush2階級制覇、さらにK-1王者と今後の展望を語った。
試合では、壬生狼が実力を見せつけるか、それとも大久保がアップセットを起こすのか。
▶︎次ページは【動画】壬生狼が豪快ストレートでKOする瞬間!
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