ロンダ・ラウジー、早期UFC引退の理由は”脳障害”と告白「当時は話せなかったけど」
元UFC世界女子バンタム級王者で現在プロレスラーのロンダ・ラウジー(37=米国)が自叙伝の中で“早期にUFCを引退した”理由に脳の障害を告白。「当時は話すことができなかった」と振り返った。
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ラウジーは08年北京五輪の柔道70kg級で銅メダルを獲得し、10年にMMA転向。UFC女子バンタム級初代王者で6度の防衛に成功した。UFCの最後は16年12月のアマンダ・ヌネスに秒殺KO負け。これで2連続KO負けとなりMMAは約5年ほどで惜しまれつつ去ったのだ。それ以降はプロレスWWEに参戦することになる。
ラウジーは4月4日に出版予定の自叙伝『Our Fight』の一部を自身のインスタライブで発表すると、その中で“早くにUFCを去った理由”を告白。ラウジーは柔道時代から重度の脳震とうを経験しており、UFCでもそのリスクがあったため、健康の優先を考え、それが“早い段階のUFC引退”に繋がったと語った。
脳震とうは繰り返す“癖”がつきやすく、 脳震とうを繰り返すことで、軽い衝撃だけで頭痛やふらつきを自覚するようになり、試合でダウンしやすくなってしまう。さらに若くても認知症や怒りやすくなるなどの性格変化、ひどい場合は重い障害が残る。
WWEでもそのリスクを抱えながらやっていたと語るラウジー。この事をこれまで明らかにしなかった理由は「当時は話すことができなかった。私の脳震とうの病歴は、私が競技とパフォーマンスを続けていくために、長年隠し通さないといけないことだった」と発言。
このタイミングで明かしたのは、彼女が昨年にWWEを退団し、最近は独立系のプロレス団体『Wrestling REVOLVER』などに参戦していることから、自由に発言できるようになったのかもしれない。
WWEは試合のルールとして、パイルドライバー、パワーボム、投げぱなしジャーマンなど頸椎損傷や脳震とうのリスクが高い技を基本禁止としている。その点からラウジーはUFCを離れた後でも、脳震とうのリスクが低いWWEでプロレスを続けることができたのだろう。
なおラウジーの自叙伝では、ラウジーが人生最大の試練を乗り越え、最終的にどのように人生をより良いものに立て直したかを描いている。完璧さの追求から幸せの追求に変わり、それは瓦礫の中からチャンスを見出したのだと彼女は語る。彼女のキャリアの変化、結婚し母として、そして恐れにも立ち向かう勇気ある物語。英語表記で海外発売ではあるが、現在amazonでKindle版も予約受付中だ。
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