【巌流島】“ラウェイ戦士”渡慶次幸平、“喧嘩フットボール”のベルギネリと激突!
5月上旬に配信が予定されている『巌流島バーチャルファイト』の第3弾対戦カードが発表された。[巌流島・異種格闘技ルール/3分3R(延長なし)/85kg級]として、ラウェイの鬼・渡慶次幸平(35=日本)と喧嘩フットボールのレジェンドであるミケーレ・ベルギネリ(51=イタリア)が対戦する。
【動画】これが喧嘩フットボール!ベルギネリとカポエイラ戦士の大激闘も
渡慶次(とけし)は12年にパンクラスでMMAでデビュー。その後は、地上最も過激な格闘技と言われるミャンマーラウェイで世界王者に輝いた。最近はRIZINでMMAルールでもキャリアを積んでいるが、昨年10月は井上雄策にKO負けを喫している。
対するベルギネリは、“世界一過激な球技”と言われる「カルチョ・ストーリコ」の猛者。カルチョ・ストーリコは、16世紀にイタリア・フィレンツェで始まった歴史ある球技であり格闘技。
試合では素手で殴り合い、蹴り合い、投げ合って、負傷者が続出する。死角から不意打ちで放つ頭部への攻撃は禁止だが、それ以外は素手でのパンチ、キック、ヒジ、頭突きに関節技まで認められている。1チーム27人で行われ、フィールドの最後部に設置されるネットにボールを投げこみ、その得点を競う。複数対複数の集団戦ではあるが、攻撃が認められるのは一対一の闘いのみとなる。
そんな喧嘩フットボールの試合で鍛えた闘志はまさに不屈。判定勝利したマーカス・レロ・アウレリオ(カポエイラ)との激戦は、巌流島のベストバウトのひとつに数えられる。
なお同大会は非公開のスタジオにて巌流島ルール等の試合が行われ、巌流島公式YouTubeチャンネル他で全世界に無料配信される。異種格闘技スタイルの激闘がバーチャル空間で展開されるチャレンジングな試みだ。
巌流島プロデューサーの谷川貞治氏によれば、グリーンバックでCG技術を駆使し、古代ローマのコロッセオを背景とした戦いが繰り広げられるようだ。また試合場はロープなどの仕切りがない平場で行われ、選手の周りにはスタッフが用意されるという。
ラウェイとカルチョ・ストーリコ、過激すぎる格闘技で修羅場をくぐってきた両選手なだけに激闘は必至と言えるだろう。
<決定対戦カード>
▼巌流島・異種格闘技ルール/3分3R(延長なし)/85kg級
渡慶次幸平(35=日本)
vs
ミケーレ・ベルギネリ(51=イタリア)
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