ルイス・ネリ、「KOで勝つ以外ない!井上尚弥はこの試合を受けるべきではなかった」
5月6日(月・祝)東京ドームにて、プロボクシング4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)に挑戦する元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(29=メキシコ)が、23日都内にて公開練習を行った。シャドー、パンチングミットをそれぞれ1ラウンドずつだが、ミット打ちでは力強いパンチで快音を響かせそのパワーは脅威でさえあった。
会見では「100パーセント、マックス状態のコンディションだ」と自信。
本日24日(日本時間)、米ボクシングシーンには来日直前に「KOで勝つ。それ以外に方法はない。私にはパワーがあり、相手のパンチを受けとめることもできる」とネリがインタビューで語った内容が公開された。
ネリは同ニュースサイトのインタビューでネリは「3年ほど前から彼と戦いたいと思っていた。幸いなことにチャンスが巡ってきた。彼はエリートファイターで最高のファイターの一人だ。彼は速い。強い。でも弱点もあるし、パンチをもらうこともある」と自身に倒すチャンスがあると語る。
「井上に勝てるのは私しかいない 、私にはパワーがあり、相手のパンチを受け止めることもでき、ハートがあり、リングの上では死んでもいいと思っているからだ。私は何よりも激しく殴り合いが好きなファイターだ。しかしカウンターも好きだ。どんなスタイルの試合でも、勝利を得るために順応するんだ」とアグレッシブファイトを軸に死ぬ覚悟で立ち向かうという。昨日の会見でもネリは「私だけでなく井上にとっても、とても厳しい試合になると思う。2人とも勝つ可能性はある。しかし私はメヒカーノ、全てをリングの上で出し、リスクを冒し、リングの上で死ぬ覚悟だ」と強く意気込んでいた。
さらに同ニュースサイトでは「井上はこの試合を受けるべきではなかったと思う。私が彼の立場だったら、この試合は受けなかっただろう。彼は私に勝っても何も得るものはない。それどころか、彼には失うものすべてがある。私には失うものは何もない。私はチャンピオンではない。彼のようにトップでもない。私はすべてをかけて臨む。東京ドームでやる価値がある。これはサインだ。マイク・タイソンがあそこで無敗記録を失ったのなら、井上尚弥だってそうなる」と90年2月、マイク・タイソンが東京ドームでジェームス・ダグラスに10回KO負けしたのように番狂せを予告。
そして「ノックアウトで勝つ。それ以外に方法はない。彼か私のどちらかが負けるのはわかっている。でも、彼が負けるのは間違いない。」とネリは断言した。
ちなみに昨日の公開練習時、ネリは「何ラウンドか分からないが、必要なラウンドにそれ(KO)が現れる」と語り、「人生の中で見たことのない、初めて見るような試合を目撃するだろう。流血を見るだろう」と不敵に予告した。井上が下馬評では有利だが、果たして番狂わせはあるか。
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