【KNOCK OUT】バズーカ巧樹、元ボクシング王者・中島玲に「キックの厳しさ分からせる」
6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』。同大会の[スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級 3分3R・延長1R]で対戦する」、KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者・バズーカ巧樹(菅原道場)と元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者・中島玲(フリー)のコメントが主催者を通じて届いた。
【動画】バズーカ、バックブローでダウン奪取!ダウン応酬の大激闘
バズーカはKNOCK OUTのヒジあり(KNOCK OUT-RED)、ヒジ無し(KNOCK OUT-BLACK)で合計2本のベルトを獲得。今年3月ONEに参戦し、ノンタキットに判定負けして以来の試合となる。
中島の存在を「全然知らなかった。自分とはレベルが違う」と表現するバズーカ。元ボクサー相手に「ボクシングでやったら、彼が競技として上手いかもしれない。キックボクシングでのパンチでは、負ける気は全くしない。競技が違うので、その厳しさを分からせればいいな」と予告。
現役王者として、2連敗中ということもあり「自分は“レベルが違うだろ”って思ってるんですけど、結果が全て。今自分も負け続けているので、王者として負けられない戦い」との覚悟で挑む。続けて「パンチでも蹴りでもどっちでも倒せる。今回は本当に負けられないという殺気、いつもと違った殺気を見てほしい」などど、不敵なコメントを残していた。
対する中島は、今年3月のK-1 WORLD MAX-70kgトーナメントに参戦したが、ヴィクトル・アキモフのバックブローに沈み、今回が再起戦だ。
前戦は、準備期間が1か月だったが、今回はタイの方に1ヵ月、修行を積んできた。「蹴りにもアジャスト出来たし、一番問題だったのは距離感だったけど、もう問題はない」と手ごたえをつかんだ様子。
空手とキックボクシングのバックボーンがある中島だけに、かつての感覚が戻ってきたという。「やっぱりみんなが望んでるのは“蹴りvsパンチ”だと思う。別に蹴りが一切できないってわけではないけど、しっかり自分のパンチで、KOで終わらせたい」と得意のパンチでKO宣言。
今回の試合で一番注目してほしい部分を問われれば、「山本KID徳郁さんの再来と思ってもらえたら嬉しい。僕の試合を見て『あ、KIDさんや!』って思ってもらえたら最高です」とした。
会見もバチバチだった両者だが、果たしてどのような試合になるのか。激闘に期待がかかる。
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