【ONE】新婚・北野克樹、大一番に「嫁よりもハリソン!」、野杁正明デビュー戦の勝敗も予想=6.8タイ
6月8日(土)タイ・インパクトアリーナで開催される格闘技イベント『ONE 167』のバンタム級(66kg)ムエタイマッチにおいて、北野克樹(27=誠至会)がリアム・ハリソン(38=イギリス)と対戦する。決戦を3日後に控える北野が、マスコミのオンライン囲み取材に応じた。
北野は関西の名門・誠至会のエースで、回転系の蹴り技を得意とし“竜巻旋風脚”の異名を持つ。現在WPMFインターナショナルスーパーライト級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座など合計4本のベルトを獲得。ONEデビュー戦となった昨年10月は、ハリル・キュトゥクチュにダウンを奪い、判定勝利を飾った。
ONEムエタイバンタム級5位のハリソンは「ヒットマン」の異名を持ち、欧州で絶大な人気を誇るイギリスのムエタイ選手。日本の大和哲也、野杁正明らと戦ってきたベテランで、22年4月にタイ強豪のムアンタイ・PK・センチャイジムと壮絶な激闘の末、逆転KO勝利。同8月に当時の王者ノンオーのベルトに挑戦するも初回KO負けも、その激闘ぶりから多くの人気を集める存在だ。
今回がONE2戦目となる北野は、年明けからタイで練習をしてきたといい、タイガームエタイジムやペッティンディージムでスキルを磨いてきたことを明かした。その背景には前回の試合で、思った動きができなかったことがあるという。
「前回はフェザー級で戦ったので体格差がありました。あとはタイの気候、とくに湿度が高く、体力がすぐになくなることを経験しました。日本で同じラウンドの練習をするのとタイでやるのは違う。人生全ベットする覚悟で、タイへ来ています」
北野は、今年4月29日に入籍した新婚。4月に一時帰国して入籍だけ済ますと、式を挙げずにすぐにタイへ戻って練習漬けの毎日を過ごしてきたと明かした。相手が強豪ハリソンというのも、その理由のようで、北野は次のように現在の心境を語る。
「最初にハリソンのオファーが来たときは、『マジか!』と思いました。NJKF時代に一緒だった大和哲也選手が戦っている試合を覚えていますし、昔から知っている強豪選手(2016年=ハリソンが大和に判定勝ち)。試合が決まってからは不安でしたが、毎日、嫁よりもハリソンのことばかり考えてきました。嫁よりもハリソンです(笑)」
この試合をクリアすれば、現世界チャンピオンのジョナサン・ハガティーへの挑戦ロードが一歩前進することは間違いない。すでに契約体重66kgのリミットまで落ちており、ハイドレーションテストも問題ないという。北野は、「必殺技をいくつか用意しています。KOで勝ちたい」と自信を見せた。
また、今回の大会では野杁正明がONEデビュー戦でシッティチャイ・シッソンピーノンと対戦するが北野は「野杁さんのONE参戦はめちゃくちゃ刺激を受けています。キックボクシングルールなので、野杁さんは絶対にKOすると思います」と野杁のKO勝利を予想した。
最後に注目を集める大会でインパクトを残したい北野は、「KOで8連勝して、いい波に乗りたい」と野望を明かした。
大会まで、あと3日。北野克樹の名前を世界に広める大きなチャンスがやってくる!
▶次ページは、【動画】“強烈”北野のヒジ炸裂で、相手がダウンの瞬間
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