”伝説のボクサー”75歳ジョージ・フォアマン、50台以上のレアな高級車と500坪の大豪邸を手放す!その豪快な理由とは
車コレクションで有名な伝説のボクサー、ジョージ・フォアマン(75)が50台以上の自身のカーコレクションと500坪の豪邸を手放し、その理由をインタビューで答えた。
今年1月10日に75歳を迎えたフォアマンだが、昨年末に長年購入し続けた車の売却を決断、1930年代から現在までの各年代にわたる50台以上のコレクターカーだ。1959年型シボレー・インパラは23万ドル(3600万円)、フェラーリ・スパイダーは18万ドル(約2800万円)、2005 Ford GTは最高値の38万ドル(約6000万円)などで売却。
フォアマンお気に入りの1978年のVWスーパービートル(コンバーチブル)も手放した。
【フォト】フォアマンの大豪邸と、高値のついた高級&クラシックカーベスト3
売却を決断した理由について米ボクシングシーンがインタビュー、大豪邸からコンパクトな家に住みたくなったという。一体なぜか。
彼は、テキサス州にある18,000平方フィート(500坪)の自宅の隣にある、16,000平方フィート(約450坪)の巨大な照明付き屋根付きガレージの中に保管されていた車をオークションにかけることにしたのは、引っ越しのためだと説明した。なぜ引越しをするのか。
「本当は車を集めるつもりはなかったんだ。ただ、“あの窓の犬はいくらかな?”と思うようになったんだ。見て、そして買う。それから、もう一台、もう一台と。そして、『もっと大きなガレージを建てなきゃ』ってなったんだ」そして車を楽しく乗っていたが、最速のクルマが欲しくなったりもした。
「そのときメルセデスに乗っていたんだけど、あるクルマにすごく速く抜かれたんだ。さらに再び。だからもう1台買ったんだ」とし、フェラーリを手に入れた。「これで追い越されないぞと思ってね。それからテスタロッサ。フェラーリF40が“世界中のどんなものにも勝てるよ”と言われたんだ。それで買ったんだ。あれはとても速くて、なぜ一般人にあんな車を売るのかさえわからない。気がつくと、あれもこれも買っていて」。
他にもロールスロイスやベントレーもコレクションに加わり、フォアマン自身が修理してアップグレードした1950年代のクラシックカーもたくさんあった。
「1953年式のシボレーを3台、手作業で修理したんだ。エンジンを買うんだ。これを外して。あれも外せ、そうやって51年型を修理したんだ。ガレージに行き、古い車を分解して、また組み立てるためにベストを尽くす。それがいつも楽しみだった」。
彼は古い車の修理と自身のボクシング人生が被る。
ボクサー時代のフォアマンは、74年にモハメド・アリに8RでKO負けしWBA、WBCヘビー級王座から陥落。キャリア初黒星だった。約1年余りで復活しKO勝利を続けたが77年3月にジミー・ヤングに判定負け以降、10年間リングから離れた。その後、87年、38歳で復帰しKO勝利。その後もKOを続けリングに立ち続け、94年11月、KO勝利でWBA、IBFの世界ヘビー級王者に返り咲いた。
フォアマンが地元の高速道路で1953年型シボレーを加速させ、ある新車を追い越したとき、あの夜のような光景を思い出していた。
俺はいつも「『おい、これはガラクタだって言われたんだぞ』って見せたかったんだ。俺たちがやったことを見てみろ』ってね。リングの上でも僕は立ち直ることができた。53年型シボレーでもそうだった。若い頃、私は53年型シボレーに憧れていた。あのクルマには何が詰まっている。……人々のそばをドライブして、『なんだ?俺たちよりも速いじゃないか』って。そこには大きな喜びがあったんだ」と語った。
車と人生が共にあるフォアマン、自宅を売る理由とは?
まず時が経つにつれ、コレクションはガレージの最大収容台数である39台を超えた。彼はリフトを追加し、何台かの車を上下二段で駐車した。しかし、10人の子供たち(5人の息子と5人の娘)を住まわせるために建てた家は、今では大きすぎるという。
「この家は18,000平方フィート(500坪)もあり、ゲーテッド・コミュニティ(ゲート(門)を設け周囲を塀で囲む)の中にある。悪者を防ぐためのゲートだった。家を設計したとき、私はそれが私の望むものだと思っていた。でも、そんなに広いスペースはいらないことに気づいたんだ。たとえば寝室からトイレは遠すぎる、あそこまで行くんだよ!旅だよ!戻ってくる頃には、もう眠れない。ちょっと大きすぎたね」と豪快すぎる理由を語る。
その家は現在、700万ドル前後(約11億円)で売りに出されており、フォアマンはこれまでより約9分の1、2000平方フィート台の家にダウンサイジングした。
現在乗っている車は?メルセデス・ベンツのGワゴンのみで、価格は約15万ドル(2300万円)。
ただし、「新しいピックアップ・トラックを買わなきゃいけないんだけど、今見ているGMC社製の大きなエンジンのやつに決めたんだ。ピックアップトラックなしでも生きていけると思ってるんだろうけど、テキサスならピックアップトラックは必須なんだ」と主張した。彼はテキサスにも家があり、馬を育て乗馬もする。
75歳は日本で言うと、免許返納者が多い年齢。フォアマンの車コレクションはまた復活するのか。まだまだ現役のようだ。
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