【五輪柔道】”連覇ならず”素根輝が敗者復活を棄権！ドクター「畳に立てても戦えないだろう」

2024/08/03（土）UP
（最終更新：2024/08/03 01:14）

　パリ五輪柔道（シャンドマルス・アリーナ）では2日、女子78kg超級が行われ、準々決勝で五輪2連覇を目指す素根 輝 （そね・あきら/パーク２４）が準々決勝でエジェミル（トルコ）に延長戦で押さえ込みで一本負け。敗者復活を目指したがドクターストップで棄権。メダル獲得ならなかった。

【フォト＆動画】素根輝、痛々しくも攻め！両ヒザをつき一本背負いも押さえ込まれ一本負け、立ち上がると足をひきずる

　足を引きずって畳を降りた素根、21年の東京五輪金メダル後、22年3月に痛めていた左膝を手術。しかし今年4月のアジア選手権で再び負傷。今大会前からこの左ヒザの調子は良くなかったようだが、この準々決勝で何度も投げなどで両膝をついており、悪化させたようだ。

　女子の増地克之監督のコメントによると、「準々決勝で左膝を痛めて歩くのも難しい状態。ドクターからも畳に上がれても試合はできないだろうと。そして素根本人とも話し合って敗者復活戦の危険を決めた」という。

　なお、明日の団体戦も怪我で出場を控えるとのこと。素根には早く回復させて欲しいが、明日は柔道最終日、総力戦でメダル獲得に期待したい。

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