【BOM】クンクメール対抗戦に挑む名高「技術やスピードで魅了したい」ONE初勝利の武尊から刺激
10月13日(日)東京・渋谷のSpotify O-EASTにて開催される『BOM49』で、「ムエタイvsクンクメール(カンボジアのムエタイ)」の対抗戦としてボーン・ポンレック(カンボジア)と対戦するラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者、名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)の試合前インタビューが主催者を通して届いた。
【フォト】名高、WBCダイヤモンドベルト獲得!前戦の名シーン
名高は昨年7月にラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を獲得し、外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者に。その後も快進撃を続け、8月には、タイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催された『ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)』のメインイベントで同スタジアム認定フライ級タイトル初防衛戦を行い4R KO勝ち、12月のRWSではラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級暫定王座決定戦で勝利し3階級制覇した。
前戦となった今年9月のWBCムエタイ ダイヤモンド スーパーフライ級王者決定戦では、プレーオプラーオに勝利しているペットアヌワット・ノーアヌワットジムを2R KOで葬り、現在驚異の32連勝を誇る。
前戦で手にしたダイヤモンドベルトについて聞いてみると「ブアカーオ選手とセンチャイ選手と並べたというのは本当に光栄なことなんですけど、正直あまり実感が湧いていません。日本人で初めて巻いたのが僕だけということもあり、まだフワフワな気持ち」と、ベルトを獲得した実感があまりないという。
しかし「今の僕の階級、スーパーフライ級だったら、本場のタイ人選手よりも技術や技のバリエーションは誰も負けないという自信をさらに持ちました。この階級で頭一つ抜けている存在にはなりつつあるのかな」と、さらに自信がついたと語る。
今回の対戦相手ポンレックについて、映像を見た限りでの印象は「僕が昨年9月にRWSで1R KO勝ちしたラオスのスーウィチャイ選手とカンボジアで試合をして、バックスピンキックでKOで勝っていました。後ろ蹴りやスーパーマンパンチ、バックブローとか大技をすごく使ってきてムエタイにない技を出してくるという印象があります。あとは、スウェイを軽くやっていて何だかセンスというか感覚がいいんだろうなというのをすごく感じましたが、荒削りな部分があったので、そこを突けるかなと」と相手を評価しつつ、攻略するイメージもできているようだ。
先月27日のONEで逆転KOを飾り、ONE初勝利を収めた武尊については「やっぱりカッコいいですね。最初にダウンを取られましたけど、今の武尊選手は絶対に盛り返してくれる安心感があって、やはりその通りにKOしたので持ってるというのを感じましたし、人を引きつける戦いをする選手だと改めて思いました。自分も技術やスピードで観客を魅了する選手になりたいなと思っていて、武尊選手と魅せ方は違えど、やっぱり見ている人を感動させたいという気持ちは同じだと思うので、自分もそういった試合をしたいです」と、観客を感動させたいという想いを語った。
続けて「ムエタイを代表している自分の試合を通してムエタイの見られ方も変わると思って試合をしないといけないと思うので、ぜひ自分の次の試合にも期待していただければ、と思います。そして、クンクメールとの対戦戦に挑む朝陽と竜哉の3人で全勝してムエタイの強さを見せます!」と意気込んだ。
ムエタイとクンクメール、両競技の威信を賭けた試合を制するのはどちらなのか。注目の対抗戦となっている。
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