【JMAEXPO】城戸康裕、元力士・照強との無差別級マッチへ「押し出し…勝てるわけない」と弱気
10月19日(土)神奈川・横浜BUNTAIにて開催される『JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE』の前日記者会見が、18日(金)横浜市内にて行われ、[巌流島ルール/3分3R/無差別級]で対戦する、元K-1の城戸康裕(41=キックボクシング)と元幕内力士の照強(29=大相撲)が意気込みを語った。
照強は身長169cmで体重107kg。身長181cmで体重70kgの城戸よりも身長は12cm低いが体重は37kgも重いという、体格差のある2人だ。
【フォト】会見で城戸と照強が並ぶ、照強のパウンド連打KOシーンも
城戸は「マジで決まったのは、6日前ですからね。昨日の夜まで中国居ましたし、町で声掛けられて、ねえねえ試合しない?って言われて出るみたいな感じですから」と前置き。その上で、「僕は初めてだらけ、まずオープンフィンガー使ったことがない。グラップリングやったことない。閉所恐怖症、(YouTubeの企画で)矢地君に乗っかられた時、タップしましたから。押し出し…勝てるわけないでしょ、力士でしょ。無理、絶対無理」とまさかの弱気発言。
続けて「寝技と押し出しで負けた場合、Wikipediaに載せない。なかったことにするし、戦績無しにする。パンチとかで倒れたりしたらしょうがないですけど、押し出しと寝技はなかったことにする。でもそれは(押し出しで勝ちに来る)ないでしょうね、立ち技で勝って欲しいなあ、立ち技で」と照強に呼び掛けた。
一方の照強は、「試合が決まったのが6日前ということで、体重差もあって、直前で受けてくれた城戸選手に感謝しかないです。しっかりやるべきことはやってきました。2人で盛り上げられたら」と意気込み。アナウンサーから、押し出しと寝技について聞かれると「盛り上げるって意味で、見ていてくれたら」と明言は避けた。城戸は最後まで「寝たら何もできないよ。押し出しても誰も面白くないよね、コントだよね」などど言い返し、どうしても立ち技で戦いたいとアピールしていた。
巌流島ルールは、8角形の試合場にケージやロープなし、オープンフィンガーグローブを着用し打撃、投げ、絞め技、関節技(15秒間の寝技制限)、押し出しポイント有りで行われる。70kg近辺で戦う城戸が、無差別級の照強と戦うことも注目だが、それ以上に元力士にとって有利とされる押し出しに、城戸が対応できるかが見どころとなりそうだ。
<選手データ>
城戸はK-1 MAXや新生K-1で輝かしい実績を残してきたベテラン。 22年にK-1との契約満了後、昨年9月にはタイでブアカーオ・バンチャメークとも戦ったが、城戸がバッティングで流血しノーコンテストに。今年5月に香港で開催されたキックボクシングイベント『SPACE ONE』では、元武林風世界王者イー・ロンに、1Rハイキック一撃でKO勝利を飾っている。
対する照強は、大相撲の伊勢ケ浜部屋に所属した元幕内。軽量をカバーするため、スピーディかつアグレッシブに攻める戦いが得意で、最高位は西前頭3枚目だった。今年9月の『巌流島バーチャルサバイバル2』で格闘技デビューすると、ボブ・サップが推薦する韓国人ファイターのウィ・ソンオを2Rで殴り倒しTKO勝利。ソンオはこの試合で足と拳を骨折したと、谷川代表が試合後に明かした。
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