【Krush】朝久泰央が1年半ぶり復帰「井上尚弥やONE凄えって言ってる馬鹿共との戦い」と宣言＝10.25

2024/10/24（木）UP
（最終更新：2024/10/24 12:28）

　10月25日（金）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.166』では、元K-1ライト級王者・朝久泰央（朝久道場）が、王座陥落した昨年3月以来、1年半ぶりのリング復帰。［Krushライト級戦（3分3R延長1R）］で、龍華（ザウルスプロモーション）と対戦する。
　朝久は19日にK-1公式YouTubeで公開された煽り映像で、今回の一戦を「周りのK-1を抜けていって、井上尚弥すげえ、ONEすげえとか、他団体が世界最高峰って言ってる馬鹿どもとの戦い」と宣言、直前インタビューでも熱い思いを吐露した。

　朝久は自身の師匠であり、父の朝久篤館長のもとで身につけた“朝久空手”を体現するファイター。22年2月のノンタイトル戦で与座優貴に延長判定負け、昨年3月に自身の王座を懸けた戦いでも判定負けで陥落し、右拳の怪我を治し1年半ぶりのリングとなる。またKrushには約5年ぶりの登場だ。

　相手の龍華は今年4月RISEとの対抗戦で陽勇に敗北。朝久は会見で、龍華を「『K-1としてこういう結果ですいません』と言っていて。団体に愛がある選手」と評価する。

　朝久は続けて「THE MATCHの時に、ハッキリ言って情けない姿を見て。『K-1を背負って』とか『K-1が一番、K-1最高』って叫んでいたヤツもいましたけど、そのK-1を背負っていたヤツらは今何やってるんだ」と憤り。

　更に「負けた選手はK-1を背負って戦ったくせに、ONEに移籍してONEで戦った時に『世界最高峰のONEの舞台で』とかバカみたいなこと言っている。俺はこのK-1グループが世界で一番だと思ってますし、何より朝久泰央が一番だと思ってるので、自分の一番好きな舞台で、俺が一番強いってことを改めて証明できたらと思って、このKrushを選んだ」とK-1愛を持って、復帰戦を自身がキャリアを築いたKrushで行うとした。

　 直前インタビューでも朝久は「今は、周り中敵だらけみたいな状態。武尊ファンだったり野杁ファンだったりいろんな他団体のファンとかは、『朝久、何言ってんの？』みたいな意見もあると思う。今回の敵は、龍華選手はもちろん、そういった周りの人も敵」と、世間を相手に勝負する気概だと言う。

　また「K-1でももちろんベルトを取り返すことを一番に考えている」と意気込む。しかし王者であり、朝久が2度敗北した相手である与座は、今月20日に「K-1とは一旦契約終了となりました」と離脱を報告している。
　最後に朝久は「龍華選手にしろ、ONEの誰かにしろ、本当に誰が来ても、結果は自分の圧勝だと思ってる。怪我が治ってかの圧倒的な強さというか、朝久泰央の絶対的な強さを見せたい」と意気込んだが、朝久はK-1の、そして自身の強さを1年半ぶりの再起戦で見せることが出来るか。