井上尚弥に挑発のアフマダリエフ、”暫定王座”戦決定の意味とは、一部で炎上も
12月14日(日本時間15日)にモナコ・モンテカルロで、現WBA世界同級1位のムロジョン・アフマダリエフ(29=ウズベキスタン)が、[WBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦]を行うことが発表された。
アフマダリエフは以前から、同級4団体に君臨する井上尚弥へ「なぜ私と戦わないのか」など度々挑発していたが、今回も海外メディアのインタビューに「彼は逃げ続けているから」と代わりに暫定王座に挑戦すると語っている。
またWBAは暫定王座の減少を宣言していたが、ここへ来ての新たな決定戦に国内外から批判も上がっている。
【フォト&動画】アフマダリエフのマッチョすぎる肉体!盛り上がる僧帽筋とバキバキの腹筋
アフマダリエフは元WBA・IBF世界スーパーバンタム級統一王者で、昨年4月にマーロン・タパレスの挑戦を受け判定2-1で陥落。12月にWBA世界同級挑戦者決定戦をKOで勝利し、井上への指名挑戦権を持つ。
WBAは今年9月までに井上vsアフマダリエフを指示していたが、井上は同月TJ・ドヘニーと対戦。憤慨したアフマダリエフは「なぜ彼は私と戦わないんだ」「井上は負けることを恐れている」と挑発し、果ては王座を返上しなければ訴訟も辞さないとしていた。
そのアフマダリエフが突如決まった今回の”暫定王座”戦だが、相手は同級13位のリカルド・エスピノサ(27=メキシコ)。
エスピノサは30勝(25KO)4敗1NCの戦績を持ち、19年にはWBO世界バンタム級暫定王座決定戦でジョンリール・カシメロにKO負けし、2度目の世界戦となる。アフマダリエフにとっては”格下”と言えるだろう。
豪州メディア『FightMAG』によると、アフマダリエフはインタビューで「あのP4Pスターは、まだ本物の挑戦を受ける覚悟が出来ていないようだな」と井上は自分にまだ向かい合えないとし「逃げ続ければいいさ。しかし、いずれ俺が手に入れるべきものは俺のものになる。M’Jがまた動き出し、12月は燃えるように熱くなるぜ」と暫定タイトルを井上戦へのパスポートにすると意気込んだ。
井上のプロモーターであるボブ・アラムは19日、アフマダリエフの度重なる挑発に「訴訟などナンセンス、私だったら4月の交渉に向け進める」と釘を刺しつつも来年4月の対戦可能性を匂わし、その場合「報酬の10%しか渡さない」としていた。
しかしこれは指名挑戦者としての対戦を想定したものだろう。ネットでは”暫定王者との統一戦となれば、取り分は変わってくる”と、今回の暫定王座戦を経ることて、ファイトマネーの釣り上げを画策しているのではないかとの意見もある。
WBAは21年、王座の乱立を撤廃するとし、暫定王者やスーパー王者を減らしていく方針を発表していた。しかしここへ来て、活動中の王者である井上の暫定王座を立てることに、批判の声も上がっている。
井上は12月24日、サム・グッドマンとの防衛戦を控えるが、WBAはこの勝者同士の王座統一戦を義務付けることが見込まれる。
アフマダリエフは1年ぶりの試合に勝利し、念願の井上戦へ繋げることが出来るか。
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