元K-1王者・大和哲也、ムエタイルールでの再起戦に“真っ向勝負”宣言=12.1 RWS JAPAN
12月1日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される『RWS ラジャダムナンワールドシリーズ』の[65kg契約 3分3R]でザ スター・ペットキアペット(タイ)と対戦する大和哲也(大和キックボクシングジム)の試合前インタビューが主催者を通して届いた。
大和は戦績45勝(32KO)21敗1分の元K-1 WORLD GP スーパーライト級チャンピオン。K-1以外でもWBCムエタイ世界スーパーライト級王座など様々なムエタイの王座を獲得している。
前戦となる6月の『SukWanchai MuayThai Super Fight vol.10』では、ムエタイルールでは約3年ぶりとなる試合に挑んだものの、過去スーパーレックをも撃破しているゲーウガンワン・ロットスワイジャッジェーンサイプリゥに判定3-0で敗北した。
これまでK-1を主戦場としてきた大和だが、ヒジありルールに復帰して今回2戦目となる。手ごたえについては「前回のゲーウガンワン戦ではムエタイの独特のリズムに久しぶりに飲まれてしまった感もあったんですけど、それは逆にムエタイを思い出す感覚にもなりました。今回はそれを修正してしっかりといい戦いをしたいと思います」と3年ぶりのムエタイルールに苦戦したことを明かした。
対戦相手の印象については「若手の選手でガンガン来る選手だなという印象があります。僕を倒しに来ると思うので、それに対して引かずに真っ向から打ち合って逆に倒したいと思いますね」と打ち合いに応じ、KOを狙っているという。
タイトルはいつ獲りたいかという質問には「もちろんできるならば来年はプロデビューして20周年になるので、来年に挑戦したいと思います」と答えた。
続けて「12月10日で37になるのですが、この年までやっているというのは自分がWBCのタイトルを獲った頃には思ってもいなかったことでした。この20年を締めくくる年にラジャタイトルに挑戦してベルトを巻けたら最高だなと思うので、そこを目指していくだけです」とラジャダムナンのベルト獲得に燃えているようだ。
最後にK-1のチャンピオンとしてムエタイにはどういったところが通用するかという質問には「パンチの技術に関しては、僕もK-1参戦することで新たに磨かれた技術もあると思うし、ムエタイ選手にないような一撃が僕はあるので、そういうところを次の試合で見せます。大和哲也の最終章の初戦です。最高の戦いを見せますので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。
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