【柔道】村尾三四郎、世界王者ら投げ倒しGS東京連覇!あの悔しさからロス五輪へ「いいスタートが切れた」
柔道の国際大会『グランドスラム東京2024』(GS東京)2日目が8日、東京体育館で行われ、男子90kg級はパリ五輪銀メダルの村尾三四郎(24=JESグループ)が決勝で昨年の同級世界選手権優勝のルカ・マイスラゼ(ジョージア)に延長戦で小外狩りで技ありを奪い、五輪後、初の試合で優勝した。GS東京連覇でグランドスラムでは通算6勝目の優勝だ。
村尾はパリ五輪決勝で技ありかと思われた投げ技がまさかのノーカウント。そこでの心の乱れから隙が生まれ、返し技で投げられ銀メダルとなった。その悔しさと更に自身の不動の心の柔道を目指し、パリ五輪後、1ヶ月で練習再開。そして今回の試合に登場した。
3試合を勝ち抜き決勝では昨年と同じマイスラゼ。パリ五輪で村尾が負けたベカウリとジョージア代表を争うほどの強豪で昨年の世界王者だ。アグレッシブに技を仕掛けるマイスラゼを冷静に対処。村尾も技を出しながらチャンスを伺う。
両者ポイントがないまま延長へ行くと、マイスラゼが内股を仕掛け片足になったところを小外刈りで倒し技あり。見事優勝を飾った。
村尾は試合後「我慢強く、丁寧に闘い抜けたというのは、今までの自分だと投げ急いだり、勝てそうな勝負も落としてしまうことがあった。そこは徹底できたのは成長かな。(ロス五輪へ)いい一歩目のスタートが切れたのではと思います」と語った。
今大会の準決勝では今年5月の世界選手権優勝で過去に村尾に勝利している田嶋剛希(27=パーク24)と対戦。延長戦では村尾が隅返しで技有りを奪い勝利、9分48秒の激闘を制した。
パリ五輪の負けが今大会の強さにつながったのだろう。来年の世界選手権、3年後のロス五輪へ良いスタートダッシュとなった。
▶︎次のページは【フォト】村尾の小外刈りで相手が宙に舞う!見事な技あり!
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