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【RIZIN】堀口恭司、ズールーを攻略して初防衛に成功!「世界一を目指したい」UFC挑戦も視野

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2025/01/01(水)UP

堀口

 12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.49』のフライ級(57.0kg)タイトルマッチでエンカジムーロ・ズールー(35=南アフリカ)を判定で破り、王座を防衛した堀口恭司(ATT)が試合後インタビューに応じ、激戦を振り返った。

 堀口は元UFCファイターであり、RIZINではフライ級とバンタム級の2階級制覇、第7代Bellator世界バンタム級王者に輝くなど活躍。今年6月には、 Bellator前王者セルジオ・ペティスとバンタム級で再戦。 逆転KO負けを喫した前戦のリベンジを果たし、終始リードしての完封勝利を収めた。今回はフライ級王座の初防衛戦となった。

 試合は、1Rに堀口が抱え上げてマットに落としてテイクダウン。そしてサイドポジションからパンチ、ヒザ蹴り、バックに回ってフロントチョークを仕掛ける場面も。2Rは、堀口がタックルからテイクダウンを奪い、サイドからパンチを落とし続け削っていった。ズールーの左フックで腰を落としそうになった堀口だが、組み付いて上になりピンチを逃れた。3Rは、堀口がテイクダウンから上になりパウンドで追い込み判定勝利をものにした。

試合を振り返る堀口

 試合後、インタビューに応じた堀口は「試合の中で課題ができました。気分は落ち込んでいます」と言いながらも、ときおり笑顔を見せた。

 試合内容について納得がいかなかったため、「すぐにマイク・ブラウンと映像見て話をしました」と反省会を開いたという。動きをチェックするのもそうだが、パンチをもらったシーンが気になったからだと明かす。堀口は「パンチは見えなかったんで。意識外からくると効いてしまうので、そこは直そうかなと思いました」と原因をチェックしたそうだ。

 ズールーについては「思ったよりもいい選手で寝技も対応できたし、打撃の反応もよかったです。あとは自分の動きが悪く、滑ったりしてしまったのもありますね」と相手を称えつつ自分が悪かった点を反省していた。

 今後はUFCを視野に入れつつ、「変わらずに世界一を目指したい」と堀口。2025年は、堀口が本格的に世界を獲りに行くことになりそうだ。

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