那須川天心「勝って世界への狼煙上げる」”超合金のような腕”でアグレッシブ宣言、モロニー撃破に自信
ボクシング『PRIME VIDEO BOXING 11』(2月24日、有明アリーナ)の記者会見が22日、都内で行われ、[バンタム級10回戦]に挑む那須川天心(26=帝拳)と、元WBO世界バンタム級王者ジェイソン・モロニー(34=オーストラリア)が出席。
那須川は「会見後も練習し調整する、動きたい気分」と絶好調。公開練習では超合金のような右腕ものぞかせ、アグレッシブ宣言もしていた。
【フォト&動画】那須川、超合金のような右ジャブの腕!会見で対面の様子も
前戦はフィリピンのジェルウィン・アシロからダウンを奪う判定勝利でボクシング初戴冠を果たした那須川、試合後の囲み会見では「攻めに来る感じが無かった。そういう相手に対して、今後どうやって仕掛けるか。そこをもっと練習する必要がある」と語っていた。
今月12日の公開練習では「自分の手札を増やしてきた。何が起きても大丈夫」と胸を張り「いつも相手からのアクションを待ってリアクションしていたけど、今回は自分からも動きプレッシャーもかける」とアグレッシブに前に出ることも示唆。さらに「僕だからこそ出来る”これボクシングじゃ見ないよね”という動きを出し、展開を作りたい」とキックボクシングなどのキャリアも生かした動きで上回るとした。
右ジャブを打つ超合金のような腕の筋肉からも、その進化がうかがえた。
相手のモロニーは20年に井上尚弥の王座へ挑み7RでKO負け、昨年5月の武居由樹戦では12Rに及ぶ激闘を繰り広げている。那須川にとっては初の元世界王者との対戦だ。
本日の会見で、那須川は「今回6戦目で、やるごとにコミットしている感じがある。今回で僕がどこまで通用するか分かるラインだと思います」と言う。また「世界に挑戦できるかできないかが自分の立ち位置。この試合にしっかり勝って、狼煙を上げないと意味がない。狼煙を上げればどうにかなるかな」と意気込んだ。強敵モロニーに勝ち、バンタム級での世界戦に一歩前進できるのか。
一方のモロニーは会見で「今回セカンドチャンスをいただけて感謝している。自分のキャリアの中でも最重要と言える試合、ハードファイトになる」とコメント。当てさせず当てるサウスポー那須川に、どのように戦うか。
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