【BD】DEEP戦士が勝利も骨折判明！ピンポン球大に腫れた患部、レントゲンも

2025/03/05（水）UP
（最終更新：2025/03/11 12:21）

　3月2日にプリズムホール（東京ドームシティ内）にて開催された『BreakingDown（BD）15』で、としぞうから勝利を収めた加藤瑠偉は、左手を骨折していたことが発覚。師匠のエンセン井上は昨日4日、自身のYouTubeチャンネルで愛弟子・加藤のピンポン球くらいに膨れ上がった左手親指の付け根の状態を伝えた。

【フォト＆動画】加藤の大きく腫れた左手親指、骨折レントゲン写真、折れ曲がった骨を治す瞬間

　DEEP代表でとしぞうと対戦した加藤は、MMA戦績が5勝（2KO）7敗で、現在はエンセン井上に師事している。前回のBD14.5ではパンチ一撃で関谷勇次郎をKOし、今回がBD2戦目となっていた。

　試合は、サウスポーの加藤がガードを固めてロングフック、左のショートを当てる展開に。本人の話では、この時に左手親指を負傷していたという。2ラウンド目以降は蹴り中心で勝利した加藤だが、延長ラウンドで勝ち切ることができたのは「大和魂」があったからだという。

　だが、加藤が試合で怪我をした左手親指の付け根は卓球の球くらいに膨らんでしまい、右手と比べると明らかに大きさが違うことが分かった。病院で検査をすると、左手親指の第二関節辺りの骨が折れ、横を向いて曲がってしまっていると診断された。

　患部を固定する前に曲がった骨を真っ直ぐに伸ばす必要があると医者に言われ、麻酔なしで治療することとなり、両脚をジタバタしながら声を出さないように右手で口を塞いだ加藤は「試合よりも痛かった」と本音をこぼした。

　治療は数秒で終わり、患部を固定。あとは折れた骨がつくまで安静となるが、なんと加藤はそのまま蹴りの練習に加わる姿を見せた。

　今回の試合で加藤は、もしも敗北すればDEEPの負け越しが決まる中、背水の陣で臨み、見事に勝利を収めることに成功した。プロとしての意地を見せた加藤は、怪我が癒えた後、今度はどんな試合を見せてくれるのか期待は高まるばかりだ。

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