朝倉未来、鈴木千裕との対戦決定に「格闘技人生はそんな長くない」覚悟明かす
5月4日(日)、東京ドームにて開催される『RIZIN男祭り』の[RIZIN MMAルールフェザー級ワンマッチ]で前RIZINフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と対戦する朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が、昨日9日、自身のYouTubeチャンネルで現在の心境を明かした。
ネット上では鈴木との試合が決まり「また負けるのでは」と悲観的な意見が出ているも、朝倉は「いつも一番盛りあがる試合を選んできた」と強気の姿勢を貫いた。
【フォト&動画】朝倉未来と鈴木千裕の緊張感ある睨み合い!会見前の興奮する姿も
公開した動画は、昨日9日の対戦カード発表記者会見に登壇する前に心境を語ったもの。会見が行われた会場は多くのファンが詰めかけ、すでに対戦カード発表前に大会のチケットは2万枚以上が売れているといい「俺の復帰を待っている人が多いことを実感しています」と興奮気味にコメントした。
対戦相手の鈴木については「平本よりも強いんじゃないかな。テイクダウンディフェンスとかに関しては」と印象を語り、「俺はRIZINから提示された中で一番盛りあがって、一番強いやつを指名するだけなんで」と選んだ理由を説明。また「ファンの人は怖い気持ちもあるんでしょう。復活を見たいので皇治選手とやってほしいと思っているんでしょうけど、俺はそういう生き方をして来なかったので。常に一番盛り上がる試合を選んできたと思っています。そっちの方が見ていて面白い」と続けた。
ネット上では、今回のマッチアップに対して「終わった」や「最悪」「また負けるのでは」といった朝倉ファンの悲観的な声も散見されているが、本人はあえて茨の道を選んだのだろう。
朝倉は「鈴木選手はダウトベックと戦って多少の怪我とかある中、漢気を見せて出てきた。鈴木選手にリスペクトを持っているし、団体を思って漢気参戦するのは俺もやってきたけど、素晴らしいなと思いました」と熱い想いを受け止めたという。朝倉は斎藤裕と2回目に対戦した時は、互いに怪我をしている状態の中でRIZINを盛り上げるために戦ってきたことを振り返った。
心配されるコンディションだが、「平本に負けてから、ずっと追い込んできたので。グラップリングとかボクシングとかやってきて、総合的に強くなっている」と朝倉。最後に「格闘技人生はそんなに長くないので、生き様を見てほしい」と東京ドームでの復活を約束した。
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