ONE与座優貴のライバル、長身195cmアナン“衝撃”ハイキック動画公開!
格闘技団体『ONE』と独占契約をした元K-1ライト級王者・与座優貴(27=team VASILEUS)の最大のライバルになりそうな、身長195cmナビル・アナン(20)の“衝撃”ハイキック動画が、27日までにONE Championshipの公式SNSで配信された。アナンは3月のONE日本大会で、身長171cmのスーパーレックから右ハイキックでダウンを奪い勝利している。
アナンはバンタム級ムエタイの期待株。WBCムエタイ世界フェザー級王座の肩書を持ち、195cmの長身から繰り出される打撃は脅威だ。25年1月の『ONE 170』では、ニコ・カリロとバンタム級ムエタイ暫定王座戦でアナンが2度のダウンを奪い、レフェリーストップ勝ち。3月の日本大会では武尊のライバルでもあるスーパーレックを一方的に破り、インパクトを残したばかりだ。
ONE公式SNSが配信したアナンのミット蹴りは、インパクト絶大。練習相手2人が肩車でミットを上と下2段で構え、下のミットはヒザ蹴り、上はハイキックとアナンが連続で放っていった。
バンタム級の中でアナンが打点の高いハイキックを繰り出すことはほとんどないかもしれないが、彼にとってのミドルキックが相手の顔に当たる高さになるため、その威力はかなりのもの。スーパーレックはハイキックでダウンを喫したが、よく最後まで耐えたものだ。
この階級でアナンの相手になる選手を見つけるのは大変そうだが、与座は25日に行われたONEとの契約発表記者会見で「ジョナサン・ハガティー選手がチャンピオンなので狙っています。階級が同じだとスーパーレック選手ともやりたい。長身のナビル・アナン選手とも面白いかなと思っています」と名前を挙げている。
与座の身長は170cmのため、アナンとは25cm差。2人が横に並ぶだけでもインパクトがありそうだ。
ちなみに与座は、恐怖の”バックキックKO”男、エルブルース・オスマノフ(23=ロシア)からも「ようこそ、サムライ。お前にふさわしい“おもてなし”を用意してやるよ」と宣戦布告されているが、「ばっち来い!という感じです。そういう選手しかいないのがONEなので、逆に嬉しいです」と喜んでいる。
長身ナビルも含めて、与座がONE初戦で誰と対戦することになるのか楽しみだ。
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